絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

2016年1月のブログ記事

  • あっちゃんが背中を押している。

    決して終わることのない… 「哀しみ」 永遠と続く「愛しさ」故の… 「憤り」 私は生きている限り、これからも ずっと見えない・触れることができない最愛のあっちゃんと・・一方的だけど・・・見つめ合いながらそして、語り合いながら(時には、泣いて…叫んでしまうことがあるだろう)・・過ごしていくのだろう。 ... 続きをみる

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  • スッと…消えてしまおうか

    寒かった… 雪が積もらなかったことに安堵しながらも、何もかも覆い隠す銀世界を見てみたい気持ちもあった。 今日は仕事。 帰る頃になって、綿雪が舞った。後から後から…降りてくる。 天から…ゆっくり…舞い降りる。 綿雪は、地面に着く…その瞬間に消えて無くなってしまう。 儚い…その白い舞をほんの少し楽しん... 続きをみる

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  • もう…怖くない

    気象庁は、今冬一番の寒波が流れ込む影響で冷え込み、山沿いでは大雪の恐れがあるとして「暴風と大雪及び低温に関する気象情報」を発表した。なんでも、約40年ぶりの大寒波が襲来し、西日本を中心に広範囲で雪が降ると予想している。 確かに…雲行きが怪しい。窓を叩く風が強くなっている。 不思議だ。 以前は、台風... 続きをみる

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  • 必ず会いに逝きます。

    2015年1月20日午後4時11分 最愛の夫が永眠した。 一年が過ぎた… まだ、一年しか経っていない… 随分… もう2年、3年…いや、もっと…あっちゃんと会っていないような気がする。 会いたくて… 触れたくて… この「愛おしい想い」は… 「哀しみ」は…これからも…「あっちゃんに会える」その日まで続... 続きをみる

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  • 息だけ…していた

    右が左か迷ったとき、あっちゃんが教えてくれた。 私の中でほぼ決まってはいるが、あっちゃんに背中を押されると安心して決断することができた。 私の・・・ 人生の羅針盤だった。 幸せの羅針盤でもあった。 正確な優しい羅針盤だった。 その大切な羅針盤を失くしてしまってから…一年・・・ ・・・ 迷っている。... 続きをみる

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  • 暗いトンネル

    私は、自分の人生の扉を閉めていた。 自分で、過去へ過去へと誘い、彼の面影を愛おしみ、悔やんで泣いた。 その場に立ち尽くし、ただ「哀しみ」「後悔」の涙を流した。 そんな…一年だった。 人の笑顔に目を逸らし、笑い声には、耳を塞ぎ…理解出来るはずが無いこの「絶望的な哀しみ」を背負ってる私と世間との間に太... 続きをみる

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  • 毎日…会いたい

    小さなお店の二人がけのテーブル席にあっちゃんは座っていた。 入り口を入ると・・ 後ろ向きで座っていた。 直ぐにあっちゃんだと気付いた。 おでん屋さんだ。 近づいてみると… 案の定、テーブルの上には、お皿にのった五つぐらいのおでんの具と、その横に、湯気の立ったお酒入りのグラス…が置いてあった。 「あ... 続きをみる

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  • あっちゃんの足音

    晩御飯が終わって、ソファに腰を下ろしたその時、リビングのドアが音を立てて揺れた…かと、思うと足音… が、聞こえたような… 扉に目をやり、その真っ直ぐ先の台所のガスコンロの上の換気扇を見た時、胸が苦しくなった。 あっちゃんが足早に入って来た。(家の中で煙草を吸える場所は換気扇の下だと決まっていた。)... 続きをみる

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  • 私を守るために天国に逝った

    私の心配事は「あっちゃん」だった。 あっちゃんの身体のことだった。 ずっとそうだったかもしれない。特にこの2、3年…毎日心配していた。 肝臓の機能が…肝硬変が悪い状態に進んでいたのだろう。 あっちゃんの顔色が、身体の色が、 眼の色にも、 身体の浮腫など…いろいろなところに思わしくない症状が表れてい... 続きをみる

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  • 大好きな過去

    会えないことを 話せないことを 抱きしめられないことを… 「受け入れよう」…と、 これまで何度も試みたけれど やっばり無理だった…。 それでも…あれから一年が過ぎようとしている。 「過去にしがみついているだけの私」そうすることが、あっちゃんの供養であり、そうしていることが本当の自分で居られると…極... 続きをみる

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  • 何も感じない寂しさ…

    独りだけの休日を幾つ過ごしてきただろう。 朝…と言うか・・昼前に起きるとカーテンの隙間から差し込む陽の光…大きく背伸びするのではなく、その輝きに「寂しさ」を感じるなんて・・ 洗濯しようと、洗濯機を覗いてみると、その洗濯物の少なさに… 「やめた!」と、洗濯機の蓋を閉じる。 そうしたら…いつものように... 続きをみる

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  • 心がいつまでも過去にある

    去年の今頃… 「24時間の命」と言われたにも関わらす、生きているあっちゃんと不思議な気持ちで…毎日を過ごしていた。 あっちゃんは、絶食と24時間の点滴が続いていた。 コンビニを経営するようになって、二人でゆっくり、のんびり…こんなにも長い時間過ごすことがなかったから、幸せな時間だった。 ただ、「2... 続きをみる

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  • もう少し…

    今年になったら・・ 今年は・・・ 少しだけ期待していた。 年が明けたら・・・ 何かが少し変わっているかも…と。 でも、そうではなかった。 「本当にあっちゃんはいない・・」 ・・・と、いう哀しい現実と直面する毎日が去年以上に待っていた。 そんな日を生きていかなければならないという長い長い…一年が…た... 続きをみる

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