絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

2017年12月のブログ記事

  • 私が選んだ最後の日

    いよいよ…今日で終わる。 1年の最後の日は、なんと宿直です。今日は、帰宅していない6人の利用者(高校生)と、娯楽スペースにあるテレビの周りにみんなで布団を持って来て、ごろごろしながら眠ります。 お菓子は決まった時間にしか食べられませんが、今日のテレビは、何時まででもOKです。 私も仲間に入ってテレ... 続きをみる

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  • お墓の前で崩れてしまいました…

    今日は、一人で高速を2時間走らせ義父母の待つ?家に帰りました。 目的は、スタッドレスタイヤ交換のためですが…。1か月に一度は、もう嫁ではなくなったとしても、あっちゃんの両親の元気な姿を見て安心して、私の近況を少しだけ話すためです。 帰りに、いつものようにお花屋さんに行き、まだ咲きかけの白い菊の花を... 続きをみる

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  • 運命と人生…再度考えてみる。

    『運命は変えられないけれど人生は変えられる』という・・・この言葉を再度考えてみる。 あっちゃんとこんなにも早く永遠の別れをすることになったのは、私の「運命」だったのか。 ならば、あっちゃんがこんなにも早く死んでしまうことは、あっちゃんの「運命」だったのか。 こんな「運命」があることを… もっと…も... 続きをみる

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  • サンタのおばさん

    冬休みになって3日目はクリスマスだった。女子寮の利用者は冬休みと言えども、2名帰宅しただけで、まだ殆どが寮に残っていた。 利用者は帰宅を希望しているが、保護者にもいろいろな都合や思いがあって、年末年始と言えども、我が子を我が孫を受け入れる用意であったり、心づもりができていないのか…帰宅の申請はまだ... 続きをみる

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  • 話せる時が死を受け入れる時…

    心の何処かで… 一人になりたい…と・・ 誰も…私を知る人がいない街へ行きたいと・・そして、誰にも、 哀しみを背負って生きていることを悟られまいと・・ 生きて来たはずなのに…。 心の何処かで…求めていた。 この街で、 気心が許せるような仲間ができたら、私の事を話してみよう…。あっちゃんのことも、家か... 続きをみる

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  • あっちゃん誕生日

    今日…12月23日は、あっちゃんの誕生日。私の家には、天皇誕生日の祝日なんてない。30年近く…今日は、パパさん誕生日の祝日だった。 彼はもう…歳を重ねることはないのだろう。 私と同じ年になって、私があっちゃんの歳を追い越して、年の差が段々と広がっていく。 死別の哀しみはそこにある。 同じように歳を... 続きをみる

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  • 笑い方を教えてくれる人…

    つい…つられて・・笑ってる!

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  • 12月が嫌いな理由

    思い出したくもない・・ 3年前の12月29日。 (以下 ブログ「緊急入院」「別れの予兆」を掲載) 2時が過ぎても3時になっても、部屋から出て来ない。6時を過ぎた頃、 「仕事に行く。」と、あっちゃんがやっと出てきた。 違ってた。 もう…いつものあっちゃんではないような… 何かが起こりそうな… それは... 続きをみる

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  • ただ会いたい…

    こんなにも愛おしくて… 「ひと目でいい ひと言でいい 1秒でいいから… 会いたい人がいる。」 そんな… 私は幸せ者なのかもしれない。 会えないけれど… 会えないと分かっているけれど… あっちゃんのことを想う時、決まって笑顔のあっちゃんが見える。 もう一度だけでいいから、 あの笑顔と笑い声を見たいし... 続きをみる

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  • 野村沙知代さんが教えてくれた。

    すごく怖くなる時がある。 「死」んでしまうことが怖い訳ではない。 こんな生き方を何年続ければいいのだろぅ…と、ふと思う瞬間が…何故か恐ろしい。 一人は楽だと言い切った…。 だけど…一人は虚しい。 あっちゃんと暮らしたあの家に帰られないのならば、私は、この四角い小さな部屋の中で、いつまで暮らせばいい... 続きをみる

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  • クリスマスプレゼント

    今日は、一人で地域の小さな劇団が主催しているミュージカルを観に行った。 狭いホールだったが、ピカピカの床に丸い机や四角い机が、所狭しと、ある意味規則正しく並べられていた。 その片隅に、白髪の宮崎駿さんらしき紳士と頭にチョコンと小さなハットの飾りを乗せた黒いドレスの女性がいた。 そのミュージカルは、... 続きをみる

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  • 半分の私…命も2分の1

    もっと…生きたかっただろうか・・ 私の涙は、2種類。 一つは、まだまだ生きたかったであろう…あっちゃんの無念さを想い哀しくて、可哀想で、愛おしくて…流れる・・・切ない涙…。 もう一つは、私が…1人で・・こうして生きている私自身の辛さを想い悲しくて、可哀想で、寂しくて…流れる涙…。 涙の意味を知った... 続きをみる

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  • 案外…人間って生きられるものだ。

    一人で生きていくことは、そんなに大変なことではなかった。 むしろ…ご飯の支度はしなくていいし、時間は使いたい放題。いつでも自由。 誰も不満や文句を言う人もいないから…喧嘩をすることもない。 年収は、以前の3分の1以下になってしまったけれど・・ 欲しい物なんて何もないから・・ 月給の・・そのほとんど... 続きをみる

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  • 誕生日なんて要らない

    今日、義父の誕生日だった。 去年までは、同じ敷地内に住んでいたので、少しのお小遣いと大好きな焼酎を簡単なメッセージを添えて(忘れていた年もあるが…)プレゼントしていた。 今年は…どうしようかと思った。 正直…あっちゃんがいなくなってから祝い事には、全く興味がなくて…というか、触れたくなくて・・・「... 続きをみる

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