絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

何もかもがつまらない!

「チョコはガーナがいい。おかきは塩味。そして、もう一つ柿ピー。忘れんでね!」

あっちゃんが、コンビニの仕事が終わりそうな時間をねらって必ず、ほぼ毎日のように電話してた。


「あっちゃん、何時頃帰る?欲しいもんがあるんやけど・・」

すると、返ってくる言葉もいつも同じ・・

「メールしとけっ!」


いつも大体5つぐらい欲しい物、食べたい物をメールで送った。


いつも・・小腹が空いてきたら、


「ガーナとおかきと柿ピー」

と送った。

「ガーナとおかきと柿ピー・・」

でも、あっちゃんが、緊急入院した去年の12月29日から・・その3つ

「ガーナとおかきと柿ピー」が食べられない。商品として並んであっても、じっと見るだけで、手に取ることができない。


いつも、あっちゃんが買って来てくれたから。


夜中にコンビニから帰った時には、私が寝ていれば私の枕元に、まるでサンタクロースが置くように、静かに置いてくれていた。


だから、食べられない。


こんなことは、「ガーナとおかきと柿ピー」に限ったことではない。

二人でよく行ったレストランへは、行けない。

あっちゃんの好きな食べ物は食べれない。

二人でよく遊んでいた場所へは行けないし遊べない。


二人の事をよく知っている人とは会いたくない。


コンビニには、もちろん行けないし、行かない。

一年に三回は行っていたあっちゃんの大好きな街「大阪」にも行けない。

あっちゃんがいない人生・・・

つまらない・・・

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