絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

「寝た?」それだけでいい。

私の誕生日は5月…21日

今日、姉から誕生プレゼントに…と「ハウステンボスへの招待メール」が届いた。


毎日…毎日…

姉が・・

私が・・・「生きている」ことを確かめているかのようにメールを送ってくる。


「何してる?」…って・・・

「韓ドラ見てる。」

「それで・・いい…」って・・


ただ…それだけ…


そして、

夜中の1時であろうが2時であろうが…自分が眠りに就く…その時に、


毎日…毎日…

「寝たかな?」って・・・

「まだ…」と・・送信すると


「こちらも…まだよ。」って・・返ってくる。


それだけ…

それだけだけど・・

・・・繋がっている…

毎日…毎日…繋がっている。



ハウステンボスは薔薇祭だそうだ。


でも・・・

「私は今・・新幹線に乗れない。」から…

「行けそうにない…」ってメールした。元気をくれようとした姉には、悪いことをしたなと思う。


私は、毎日…


「寝たかな?」という言葉に…

「私がいるよ!」 っていう…

姉ちゃんの頼もしくて

やさしい声…を聞いているよ。

それだけで…嬉しいよ。

ありがとう…。

独りじゃないよね。

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