絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

二つに一つ…

これが…「生きている」と言えるだろうか。

なかなか眠りに就けない私は、この頃…睡眠導入剤を服用している。飲むと、30分ぐらいで眠気がくる。一瞬…真っ暗になった廊下の電気をつけ、壁を手で撫でながら寝室へと向かう。


朝…目覚めた時が朝だ。

誰も文句を言う人がいないから…好きなように時間を過ごす。

仕事を辞めて、3ヶ月が過ぎた。

その間、娘の出産・育児・里帰り…と、賑やかに忙しく過ごした。まだ、そうしているうちはよかった。

「しなければならないこと…」があるうちは…人間、自然と力が湧いてくる。


しかし…

少し距離を置いて、必要な時だけ娘の所へ行くようになった…今…

私の「しなければならないこと」がなくなった。

まあ、空いている時間は、大好きな韓国ドラマが見られる。コーヒー入れて、お菓子を用意して、ソファの所定の場所に座り、たまに寝転んで…。優雅なものだ。

それが終わると、後は…あっちゃんのことを考えるしかない。


しかもずっと家にいると、お化粧もしない。お化粧しないから外に出られない。誰とも会わないのだから必要ないし、却ってその方が肌にもいいだろうとも思う。


でも、そんな日を続けていると…いつのまにか、

人のいない海へ行ったり、人が行かないようなお店を選んで、人が行かないであろう時間帯を狙って買い出しに行ったり、まるで…悪いことでもしているかのように「人目を避け」暮らしている。


か…と言って、以前のように仕事人になる自信はまだ…ない。


しかし…

今のままではいけない。

居場所を変えるか…

仕事をするか…

二つに一つだろう…。

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