絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

一つずつ消えていく…

仕事を終え…家に帰ると・・・なんだか…いつもと違っていた。

がら〜ん…としていた。

午後八時前・・暗い駐車場に…


車がない…

あっちゃんが乗っていた・・・車がない。

その車は、白いバン。

あっちゃんがコンビニへの通勤用として、また、荷物の配達用として使っていた車だ。


でも本当は、持ち主は義父で(義父名義の車)あっちゃんは、その義父のセカンドカー 使わせてもらっていた。


あっちゃんが他界してからは、義父が使っていたけれど、80を過ぎ、2台も車は必要ないということで、車検の日に合わせて手放したらしい。


私の家(もう…本当は私の家ではない)は、一階が駐車場になっている。


あっちゃんが他界してからも・・昨日まで、いつもの所に停まっていた。

あっちゃん専用の車。


バンは車体が少し高く、運転席の目線が立った時の私の目線と合う。だから…帰宅した時は、暗い中…暗い運転席をいつも見た。


もしかしたら…座っているかもしれない・・・と。(本当に見えたら、ドキッってするだろうなぁ。ニコって笑ってくるたら…嬉しいのだけれど。)

その…

車が無くなった。

また一つなくなった。

あっちゃんのものが、一つずつ減っていく。


一つずつ消えていく…

そうして…だんだん諦めがついていくのだろうか…

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