絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

賑やか…だからこそ哀しい

今日は忘年会でした。

賑やかな場所が…

沢山の人の笑い事が…


以前は大好きで…

難波花月劇場には、年に2回…行っていた。

皆んなで集まってワイワイ騒ぐのも大好きで、姉妹の家族で年に一度は旅行した。

自分が笑うのも好きだったけれど、知り合いを、友達を、家族や姉妹を笑わせるのも好きだった。


だけど…

あっちゃんがいなくなってから…

私の笑うことが減った分…


人の笑い声なんて…聞きたくもなくなった。


あっちゃんが亡くなった年の11月、甥の結婚式があった。しかし、どうしても行く気になれなかった。賑やかな場所を今の私は楽しむことができるはずがない。皆んなと幸せを共に喜ぶことさえできず、その中にいることで「賑やかだからこそ感じる哀しみ」を知っていたから…欠席の葉書を送った。


職場での「飲み」を含んだ会合にもそれからは、欠席した。



今日は忘年会だった。

私の送別会を兼ねた「忘年会」だったので・・・欠席する訳にはいかなかった。


「飲まない」と言ったのに…主役だからと、家まで車で迎えに来てくれた。

場所は炉端焼の個室だった。


余興で、サラリーマン川柳当てゲームや、今年の流行語ノミネート語録・・誰が一番多く言えるかゲームなど、幹事が思考を凝らした催し物で楽しい時間を過ごすことができた。


会の最後には、皆んなからメッセージをもらった。「貴方を見ると、『私は失敗しないので』のドクターXを思い出します。」と、最高の誉め言葉を貰った。


その言葉に気分を良くしたのか…二次会にも参加した。


炉端焼の一次会では、お酒は飲まなかったが・・・久しぶりに…

本当に久しぶりに…


お酒を呑んでみた。

「乾杯!」と…大声で言って…

桃色吐息というお酒を飲んだ。

3杯も飲んだ。


そのうち泣いた。


皆んなは、そんな私を見て、別れを惜しんでいるに違いないと、私の肩を抱き、

「同じ職種だからまた会えるよ」 「また、プチ旅行を計画した時には誘いますから…」なんて励ましてくれた。


でも…本当は…


お酒が好きで…

こんな場所が好きで…


美味しそうに飲んでいたあっちゃんのことを思い出して…

私がお酒を飲むと嬉しそうに

「もっと飲め!

これも飲め!」って…


あっちゃんと飲みたくて…

あっちゃんに会いたくて…


泣いていた…

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