絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

哀しみの比較

今日は、あっちゃんの親友の「梅さん」の祥月命日。

以前…紹介したこともあるが、あっちゃんの同級生で、電気屋さん。我が家の電気製品は全て梅さんが持って来てくれた物。

義父母の家も…娘が一人生活を始めるにあたって取り揃えた全ての電気製品も、梅さんにお願いして取り付けてもらった物。

テレビの映りが悪くなると電話し、エアコンが故障すると電話し、いつでも直ぐに会社から40分は離れているのに駆けつけて直してくれた。


梅さんが胃癌だとあっちゃんから聞いた。

梅さんが入院した時には、あっちゃんと二人で見舞った。


笑顔の素敵な人だった。


少し休養した後、復帰するって言っていたのに…確か…復帰したはずだったのに…あの・・梅さんが…。


あっちゃんが他界する9日前に…他界したなんて、信じられなかった。義母が新しいテレビを買い替えたいと、梅さんの会社に電話した時にそれを知った。


梅さんが少し前に逝って、あっちゃんを待っていてくれていたなんて…


それから…私と梅さんの奥様のメール交換が始まった。月に…2回。その月の11日には、私から…。そして、20日には、梅さんの奥様からメールが届く。


一度も会ったことがないけれど…心寄せ合い話ができる人・・・。


奥様は、義母と長男夫婦と一緒に生活をされている。近くには次男夫婦もいて、可愛い娘さんもいらっしゃる。哀しみは同じでも…その哀しみを覆い隠してくれる存在が沢山いる。


もちろん…「私の方が哀しい」と言っているわけではないが…


家族がどれだけいようと、夫と死別した哀しみは同じだと思っている。ただ…哀しみという隙間があるとしたら・・・それを埋めてくれる愛しい人が沢山…いることが羨ましかったりもする。


いけないね…。


こんな風に考えては…。


ついつい…自分が一番哀しい…なんて思ってしまう…。

×

非ログインユーザーとして返信する