絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

亭主…元気で留守がいい…⁉︎

私の友達に…長い期間「鬱」のような症状に悩まされ、今では、更年期障害と相重なって…ほぼ日中は、布団の中で過ごしている人がいる。


彼女の楽しみは、月に2,3度行く娘さんとのお買い物(食品)。その時は、目一杯オシャレしてお化粧して出掛けると言う。

たまに、スーパーで出会うことがある。

その時は元気そうに見える。

しかし、日頃は、料理も掃除もほとんどしないそうだ。


もう…そんな状態が20年近く続いているらしい。家族の温かい理解がなければ辛いだろう。


彼女は、よく電話をかけてくる。

1時間は平気で話す。

昔の話をするのが好きで、自慢話を永遠と語る。


彼女は、30代前半まで小学校教諭をしていた。しかし、体が弱く…早期退職することになった。

ご主人は、現在小学校で教頭をしている。


昨日も電話があった。

40分ぐらい話した。


「ご主人が理解があって…よくしてくれるからいいよね。」


「そんなことはない。嫌みばかり言ってくる。」

「それでも…御飯作ってくれるし、感謝…感謝やね。」


「感謝はしとるけど。私と一緒にいるとイライラするらしい。私も一緒にいるとしんどいよ。顔合わせたら意地悪な事ばかり言うから…。 一緒に居たくない。

旦那…元気で留守がいい…ってよく言ったもんだ。と思う。」


「そう…」・・・と、私。

『それでも…生きているではないか。憎まれ口言われながらでも…』



「きっと、定年退職しても、1人で電車の旅に出るやろうね。まあ…一緒に行く気もないけど…」


「そう…」・・・と、私。


「電車は長いこと座って居ると腰が痛くなるし、向かい合って座ったところで話は無いし…また、嫌み言われるだろうから…

一緒には行かない。主人も、誘わないよ。1人がいいって…」


「そう…」・・・と、私。


互いに「健康」でいる事が…夫婦円満の秘訣なのだろう。


でも…分かってないな・・・。


本当にいなくなると、

どれだけ「苦しい」か…。

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