絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

ごめんなさい!

誰もいない家なんて、もう・・・帰りたくない。

借金の形にとられようが、燃えてなくなろうが・・・・・どうでもいい。


あっちゃんのいない家なんて・・・そこで、私が一人で暮らすなんて・・やっぱりできそうもない。


「実家に帰ろうかなあー」と、考えたこともある。ただ寂しいことに、私の両親も他界してしまい・・・・もう、その家には誰もいないのが現実。


姉や妹のいる九州へ行こうか。

娘夫婦のいるところへ行こうか。


どこなら・・・心穏やかに過ごせるのだろう。

私は、幸せの予感を感じ取れる新たな居場所を今、必死で探している。


きっと・・・

きっと、母がまだ元気に生きていてくれたなら、私は迷わず、実家に帰っただろうと思う。母が他界して13年。生きていたら、78歳。(まだ、平均寿命より若い)

「お母さん!お母さん!」って、お母さんにしがみついて思い切り泣きたいよ。

母は、何と言ってくれるだろう。

母は、きっと、何日間かは、私の気がすむまで泣かせてくれるだろうけれど、

「嫁ぎ先にかえって義父母、義弟の力になってあげなさい。」って言うだろうな。律儀な人情味のある 優しい母だったから。


でも、父は違うだろうな。父は他界して5年になる。

父は、「すぐ帰って来い。お前の面倒ぐらいいくらでもみてやる。」って言ってくれるだろう。男気があって私たち娘三人を最期の最期まで、母の分まで大きな愛で包んでくれた父だったから。

お母さん!

お父さん!

ごめんなさい。


私の居場所は、もう、あっちゃんと暮らしたこの場所ではなくなった気がします。

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