絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

水無月

「水無月」

綺麗な響き…


「水無月」というのは、水が無いという意味ではなく、「無」は「の」という意味があって、

「水無月」=「水の月」と言うと聞いたことがある。

小学生の頃は、梅雨がそろそろ明ける時期、何処の田んぼにも水が多くあるので「水無月」になったとも教えてもらった。


妹が、最近リウマチと言う病気が再発したことを聞いた。


「また…痛いんかあー?」

「朝が。動けん…」


「どこか痛い?」

「足」


「マンション…考えんといけん」


妹のマンションには、エレベーターがない。


3年前、あっちゃんを亡くした年の夏、妹は突然発症したリウマチという病気と闘っていた。妹は看護師なので、その症状や自分に合った治療法等は、私よりは遥かに知れる環境にあったものの、医者の不養生という言葉があるように、痛みが限界に至るまで我慢し、受診・治療をしないでいた。

発症して時間が経つほど、治療も長引くだろうに…。

だけど、そんな年の初秋、治療がひと段落したところで、あっちゃんを亡くし寂しがっている私に、姉と一緒に痛い足を引きずりながら新幹線で会いに来てくれた。


あれから…3年。

完治することがないのだろうか。

また妹を苦しめている。


長い長いラインで情報交換!


見えないが…痛がっている妹の顔が浮かぶ。


吹き出しそうな笑いを誘うスタンプを見ると…なおさら・・・

泣けた…!


妹は知らないだろうが…。


泣いた。


今日…妹の誕生日・・・

痛みが…


痛みが和らぎますように!

その病気…水に流して下さい。

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