絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

神様との約束があれば・・・

「人間は、誰も70歳までは必ず生きられる」ってことにしてもらえないかなあー。

「70歳より若くして死ぬ人はいない」ってことにしてもらえないだろうか。


厚生労働省は2015年7月30日に、2014年分の簡易生命表の概況を発表した。それによると日本の平均寿命は、男性が80.50歳、女性が86.83歳だった。

もちろん!

生きられる力を持っている人は百歳でも、それ以上でも生きればいい。しかも、夫婦健康で「一緒に長生き」できるなら、尚更いい。

だから!

例え肝硬変になっても、糖尿病でも、様々な病気を患ってしまっても、人は、「最低70歳までは生きられる」と、産まれた時に「神様との約束」があったら・・・・・良かったのに。


60歳まで、一生懸命仕事をして、後10年くらい、のんびり楽しく過ごさせてくれてもいいでしょ!


やっと、二人でゆっくりしようと考えているのに、「一人」になってしまったら寂しいじゃない!

この住みにくい世の中で、社会のために、会社のために、家族のために一生懸命働いたのだから、後10年くらい・・・いいでしょ!!


もし、70歳までは、最低でも生きられるという「神様との約束」があったら、あっちゃんと、後20年くらい・・・一緒にいれた。


そうすれば・・

私もきっと、57歳くらいで仕事を辞めて、あっちゃんの体の事を考えて食事に気をつけ、一緒に運動して健康的な毎日を送ることを約束する。


二人の時間が沢山あるからもっと話せた。悩みも相談し解決できたはず。

もっとデートもできた。


旅行して・・・

孫にも会えた・・・。


後20年一緒にいたら・・・

70歳のあっちゃんの誕生日には、二人でバースデイケーキを前にして「幸せだったね。これからどのくらい一緒にいれるかわからないけれど、これからの一日一日は、ご褒美だと思ってのんびり過ごそうね。」

・・・・・って・・・。


あっちゃんが70歳なら・・・


そうしたら・・・今よりは、

諦めもついたかもしれない。


苦しむことも、罪悪感に押し潰されそうな気持ちになることも、

今よりは・・・

少なかったかもしれない。


誤解しないで下さいね。


《 決して、70歳になったら死んでもいいと思っているのではありません。

分かっています。何歳であっても大切な人を亡くす哀しみ・苦しみは、よくよく分かっています。私の母は65歳、父は77歳で他界しました。 いくつになっても、大切な人は、永遠に死ぬことはないと思って生きてきました。だから、母の死をなかなか受け入れることができず、

「えっー!

お母さんも死ぬんや!?」と、思ったあの日の事を今でもはっきり覚えています。大切な人は、死んでしまってはいけないのです。できるだけ・・・できるだけ長く一緒にいるべきだという思いから最低でも「70」という数字を使いました。》

(不適切な表現が多くてすみません)


ただ!

私が今から、平均寿命まで生きるとしたら・・・

あっちゃんと一緒に過ごした時間と同じくらい、これからも生きなければならない。

一人でそれだけの時間を過ごさなければならない。

あっちゃんがいないのに、生きていけるだろうか。

70歳くらいまでは「あっちゃんと夫婦」でいたかった。

もう少し

一緒にいたかった。

ただ・・・それだけ・・。


60歳でもいい! かな。

55歳でも・・・

今・・・一緒にいたいだけ。

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