絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

生きているのか?死んでいるのか?

9月になって・・・

月・火・水・木・金は、仕事して、土・日は、引きこもる。


誰とも喋らず、部屋の中で一日中過ごす。

日曜日の午前11時頃、ソファに寝転んでいると、滅多に鳴らない携帯が鳴った。

「下に降りて来てくれる?」

(同じ敷地内で、スープが冷めない距離よりも、もっと近くに住んでいる義母だった。)


「2人分もらったけれど、食べられないから一つ食べて。」

会話はそれだけ・・・

お弁当にお茶、紅白饅頭も付いていた。(何かお祝い事?)

何でも今日は、敬老の日にできなかった老人会があったらしい。

あっちゃんの両親なんだけど・・・本当に羨ましい。 いつも二人一緒にいる。当たり前だけど・・・・・。

何をするのも二人一緒!


あっちゃんの告別式が済んで、沢山の問題が発覚して、3月頃までは、義父母の家で一緒に食事を摂り、あっちゃんの遺影と遺骨の前で義父母と毎日語り合った。二人に慰められてもいた。その時は・・・。


しかし、4月の終わり私が復職して、相続放棄問題が本格的に動き出したあたりから、私と義父母の関係に暗雲が立ち込め始めた。

それでも、仏壇にあっちゃんがいるから(遺骨)、毎日御線香をあげに義父母の家に行った。しかし、8月に納骨をすませてからは、行くことが少なくなった。


二人ともしっかりしている。

毎日のように義母の姉妹も来ているようだし、何と言っても二人一緒だから・・・

私が行かなくてもいいでしょ!!

(私は、今でも義父母の家に行く時は、例え同じ敷地内でも、きちんと化粧をして身嗜みを整えておかないと行けない。)


そんな事を考えていると、すっかり日も暮れていた。辺りはもう、真っ暗。

いつものことだった。部屋の中の物が全く見えなくなるまで、灯りもつけないでいる。

灯りをつければ、「一人」でいる自分が浮かび上がってくる。

見たくもない現実を見なければならない。


考えたくもない事まで考えなければならない。

だから、

土・日は、「 生きてるとも死んでいるとも」分からないような生活・・・をして、過ごしている。


でも、これがなかなかいい・・・。

花の金曜日の夜から、どっぷりとあっちゃんと向かい合える。


音楽かけて・・・

泣いてもいいし・・・

ひとりで遺骨を抱いて喋ってる。

これがいい・・・

誰もいなくていい・・・

誰にも邪魔されたくない時間。

今日から月曜日!!

ひと頑張りしよう。

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