壊れていく体
不安は的中した。
うとうと・・・・・・・うとうと眠り出すあっちゃん。
「眠いの?」
「おぅ」
うとうと
・・・・うとうと・・・してる。
テレビを消すと、
「テレビつけて!」と、
すると、しばらくして、
また、うとうと・・・
何故か眠いらしい。
この時は、知らなかったんだけど、何でも、食事が、タンパク質がいけなかったらしい。
えっ⁉️病院が出した食事よ❗️
あっちゃんは、
翌朝になっても、目を開けることは、なかった。
次の日も、また・・・・次の日も。
何も話さなくなったあっちゃん。
手も動かさない。
目も開けない。
ただ・・・・寝てる。
そして・・・
体も、あっちゃんの体じゃなくなってきていた。
パンパン張り裂けそう。
パンパン(24時間の点滴で?)
針を刺したら、ピーと水が飛び出してきそうなほど浮腫んでいた。
かわいそうなほど・・・。
「痛くないのかなあー?」
お腹、足、足の甲も、手も指も。
そして、体の色は・・・黄色。
元気な人の体ではないことは観て取れた。
元気な体になることは、もうないだろうとも・・・・感じた。
あっちゃんは、それから、6日間眠り続けた。