絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

顔・声・手のぬくもり

「なんか・・・変!?」

今日は、朝から頭が重かった。

案の定・・昼過ぎ、階段を上っていたら、まるで地震のような揺れを感じ、その場に座り込んだ。


どのくらいうずくまっていただろうか。おそらく、2、3分ぐらいだったと思う。

辺りを見回しても変わったことはない。人の動きもない。


いつもと違ったのは、私だった。


なかなか立ち上がれず、やっとの思いで職場の保健室にたどり着いた。ベットに横になると、体温と血圧を測ってもらった。

体温 平熱

血圧の上が190あった。


ふと・・・昼間で良かった。

職場で良かった。

と・・思った。

「死ぬ」のが怖いのではなく、


ベットの上で、

周りを見回した時、

不安を拭い去ってくれる顔が・・

勇気づけてくれる声が・・

苦しさを和らげてくれる手が・・

ない・・ことが怖かった。

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