母乳を喉を鳴らしながら必死に飲むゆりちゃんを間近で見る。
「お母さん!近すぎ…!」っと注意されるが、小さな手を開いたりむすんだり…可愛いくて・・・それだけでなく力強くて・・・。
あっちゃんも…ずっと見ていた。
必死に母乳を飲む娘の様子を…
母乳の出がよすぎて、むせると心配して…。
飲み終わるまで見ていた。
娘の出産後、私達夫婦は、子どもを望んだ。だが私は二度流産してしまった。私の体質もあっただろうが、体調管理不足でもあった。主人は私を責めることはなかった。
しかし…いつだったか・・・
「男の子…欲しかった…」と言った言葉を聞き逃さなかった。
その時…
「ごめんね」と謝ったのだろうか。
それは覚えていないが、
主人と義父母に申し訳ない…と、強く感じ、体を大事にしなかった自分とそんな体質であった自分を凄く…凄く責めた。
今でもはっきり覚えている。
「ごめんね!」
今、主人に似た息子でもここにいてくれれば、私は今と違った生き方をしていたのだろうか…。
いやいや!
もし…なんて考えるのはよそう!
もし…
もしも・・・って考えていたら…結局たどり着くところは、
もし、私が主人の健康管理を怠らずにしていたら今頃もきっと元気に生きていただろう・・って…私の責任論にまで発展する…いつも。
もう…自分を責めることはやめようって決めたから。
主人と私の子どもは、娘だけでよかったんだ!!
前を向こう…