絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

感謝!

本当に嬉しいです。


娘のお腹の中に新しい可愛い命が宿っています。

出産予定日が、

なんと!私の誕生日なのです。


来年5月21日…出産予定です。


あっちゃん…!

無事に元気な子が生まれますように…

見守っていて下さいね!


私も…ホッ・・・。

私がいなくなっても…娘のそばで、娘の支えになる人が、娘の笑顔の源になる人が…一人増える訳ですから。

安心して…

あっちゃんのところへ逝けます。


その日まで…頑張る力も湧いてきます。


ありがとう…。

心の手術はできませんか?

今年の3月だったかな。

辺りが霧がかかったように白く見える事に違和感を感じ出したのは…。

それでも字も読めるし。車の運転にもそれ程差し障りがないのでほっておいたのだけど、娘婿に、

「お母さん!もしかしたら脳からくる症状かもしれないので、脳外科か眼科に一度行った方がいいですよ!」と言われ、病院が大嫌いな私も重い腰を上げた。


すると…ショック!


加齢からくる白内障…。


白内障は、お婆さんの病気だと思っていたから…。まあ!恥ずかしい!

私もお婆さんなのね!って感じで…。

早急の手術も進められなかった為、またしばらく放ったらかしていた。


それがこの頃、急ではないのだけれど、随分見えづらくなったと感じてはいた。


これもやはり「自分の事」となると「まあ!まだいいだろう…」なんて思ってしまって・・・。


しかし今月に入り、妹から鹿児島へ旅行しよう…と連絡が来た。「桜島が部屋から見えるホテルに泊まろう」って誘われ、どうせ見るなら「霧に包まれた桜島」ではなくて、はっきりくっきり見たいと思い手術を決めた。なんと緊迫感のない理由だか…。

確かに針に糸を通すのも、パソコンを打つのも、実は随分見えづらかったのよね!実は…。

それで、

すぐに病院を娘に検索してもらい受信した。人気の病院なので、手術は来年2月6日と13日に片方ずつに決まった。


楽しみ!


霧の中から脱け出せる!


心も…一緒に脱け出したい!

自分の為は、大切な人の為!

世界中で一番好きだった娘と…

あっちゃんは、腕を組んで街を並んで歩きたい為にオシャレをした。


娘と最初で最期の結婚式のバージンロードをカッコよく歩きたい為にダイエットをした。


やれば…できるじゃん!


お酒なんて…止められるやん!


だけど…結婚式が終わったその日から・・・

毎日毎日…呑んだ。

結婚式のビデオを観ながら毎日…毎日呑んだ。


大事な人の為にならできる事も…「自分」の為になら…やらないもんだ。


私だって…そうかもしれない。


自分為だけなら…「まぁいいか!このくらい・・・」って…自分には甘いんだよなぁ。まったく・・・


大事な人の為にならできるのに…。自分の事となると・・・

だけど…?

気づかなかったのかなぁ。


その「自分の事」が・・・

結局は、愛する人の為になっているっていうことに…。


大事な人の為にできること…

もう少し自分を大事にしてみよう。


私も、もう少し…頑張らないといけないから。