絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

2016年4月のブログ記事

  • ゴールデンウィーク

    昼間から…子ども達の声が飛び交っていた。 ゴールデンウィーク真っ只中。 新緑が増す…この季節…美しくもあり活気あるこの時期を満喫しようと行楽へと…出向く家族も多いものだ。かつての私がそうであったように…。 特に・・・今日のように青空が美しい日は、家の中でじっとなんかしていられない。そんな私だった…... 続きをみる

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  • 検索

    勘違いをしていた。 私は、 「私自身が心地よく暮らせる場所」「私が、自ら望んで行く場所」が「自分の居場所」だと思っていた。 自宅⁈・・に居ても落ち着かない。あっちゃんが居ない「ここ」は、私の居場所では随分前になくなってしまっていた。 そして…この頃… インターネットで、毎日の様に検索している項目が... 続きをみる

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  • 四苦

    生老病死 この世には、人間が決して避けることができない四つの苦しみがあるという。 生まれること・老いること・病気になること・死ぬこと・・。 これを「四苦」というそうだ。 生まれることは「苦しみ」なのだろうか。「生」を受けるということは、「喜びそのもの」の様に思われるが…、 「生きる」という言葉に言... 続きをみる

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  • 結婚記念日

    飛行機に乗るのは新婚旅行が初めてだった。(あっちゃんは、何度か乗ったことがあるようだったが。) 行き先が、ハワイということもあって、海外だし、結婚式直後だし、高鳴る気持ちを抑えきれずにいた。嬉しくて…楽しみで…ただ、ただ…はしゃいでいたのを覚えている。 そんな私を見て彼も笑ってた。 新幹線のホーム... 続きをみる

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  • 国民健康保険

    仕事を辞めて…2ヶ月近く…。 のびのびになっていた国民健康保険の手続きにそろそろ行くべきだろうなあー!と、重い重い腰を上げて市役所にやって来た。 初めてのことだったので…。 「何故2ヶ月近く放っておいたのですか?」なんて、怖いおじさんが出て来て叱られるのかなー?なんて、考えながら…(私もおばさんだ... 続きをみる

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  • 引きこもり

    今日から少しの間…引きこもり… 静かに時が流れる。 玄関のドアも二重にロックした。 殆ど鳴る事がない固定電話だけれど、留守番電話に設定して… ここに居ながら姿を隠す。 この家から… いつ…「出て行け!」と・・・言われるか分からない。 片付けも止まったまま…だが… 何もする気にならない。 全く…進め... 続きをみる

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  • 「24時間の命です。」

    「24時間」の命です。」・・なんて… 「今日で終わり」と告げられた…本当にあった嘘のような話…。 あの時の光景がいつまでも…いつまでも頭の片隅から離れない。時々夢にまで出てくる。その度に息ができないくらい苦しくなる。 「 今日・・死にます。」なんて…そんな事・・・いくら医者でも言ってはいけないでし... 続きをみる

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  • 哀しみの根源

    何かが…いつも、足りない…。 今… 目を覚ますと、娘がいる。なっちゃんがいる。 なっちゃんのところ構わず泣き叫ぶ声…も、 色々な表情をするなっちゃんを見ては微笑み合う娘との時間…も…心癒される… だけど…いつも…何かが…足りなくて…… 心…満たされることがない。 私にとっての家族は、あっちゃんだけ... 続きをみる

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  • アルコール

    お酒が飲みたくなった。 あっちゃんはアルコール性肝硬変だった…。 知り会った時(大学生)から、毎日毎日「休肝日」なんてものは無く、飲み続けていた。酒は「百薬の長」という。適量の酒はどんな良薬よりも効果があると酒を賛美した言葉だが、「過ぎたるは及ばざるが如し」である。 何故そんなにも好きになったのか... 続きをみる

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  • 哀しい桜

    二度目の桜の季節を迎えた。 桜の花を…見るとき… 空を仰ぐ。 空の青と薄桃色の花が… 相重なって… ついつい…見惚れ 微笑んでしまう。 希望や勇気が湧いてきたり… その華やかさに癒されたり… 春の風物詩であるお花見で満開の桜の下で集い楽しんだり… いつになっても… 桜の花の… 咲き乱れる豪華さと、... 続きをみる

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