絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

2017年4月のブログ記事

  • 私の心だけ置いてきぼり…

    あっちゃんがいなくても桜は咲き… 散り…また・・新緑の季節を迎えようとしている。 どんなに哀しくても… 辛くても…自然の中にあっては、『我関せず… 』と言わんばかりに時は流れている。 例え大きな自然災害に見舞われても、見渡せば… 何もなかったかのように… 全てが歩み出しているではないか…。 私の心... 続きをみる

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  • ストレス事件

    大阪から帰って…今日で6日間外に出ていない。 と…言うか、出られなかった。 出たくなかった。 人に会いたくなかったし…話もしたくなかった。 ただ、娘と姉とだけライン交換はしていた。 私の車が何日も動かないことを心配して、義母からは何度か電話があった。携帯も家の固定電話も受信音を最小音にしていたので... 続きをみる

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  • 哀しみの追いかけっこ

    ずっと共働きだった… だから通勤用として2台の車が必要だった。 いつも1台は新車を購入し、もう1台は中古車にした。どっちの車を使うか話し合いにはなるものの…決まって私が「新車」の主人となった。 そんなある日…2人で買い物にあっちゃんの車で出掛けた。助手席に座った私は、開けなくてもいいのに…あっちゃ... 続きをみる

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  • 私が1番可哀想…

    いつからだろう… 私は、 「私が可哀想で…」で泣いていた。 始めは、 あっちゃんが、 「どんなに無念だっただろうか…」 「やりたい事沢山あっただろうに…」 「体も心もしんどかっただろう…」 「娘にも会えない…可哀想に…」 ・・・・って泣いていた。 でも・・ もう絶対に会いたくても会えなくて、 触れ... 続きをみる

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  • 独りぼっちの心地良さ

    行き交う人の波… どうして… こんなにも人が多いのだろう。 流石… 大阪・・・。 しかし、こんなに人がいるのに、ごちゃごちゃしているのに、この解放感は何なのだろうか… 。 知り合いがいない… 私の素性を知っている人がいない… 誰もいない… って… 寂しいことなのではないのか… 私は、誰もいない事に... 続きをみる

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  • 結婚記念日が月命日

    今年の結婚記念日も… やっぱり帰ってこないよね… 今日は…娘夫妻も結婚記念日。 みんなで一緒にお祝いしようと、同じ4月20日に入籍したのに・・ 結局…1度も一緒に祝えなかった。 毎年4月20日は、 結婚記念日じゃなくて、 月命日になってしまった… いつも…いつも… 会いたい…

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  • 桜と涙

    家族がいっぱいいる。 笑顔がたくさんある。 若い夫婦に可愛いあかちゃん、 学校があるはずなのに、制服を着た高校生のカップルが、 ひときわ笑い声の大きい奥様グループに、 白髪のおじいさんにおばあさん… 桜の花を前にしては、誰しも幸せそうに見える。 桜の花は、幸せの象徴かもしれない。 ピンクの薄い花び... 続きをみる

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  • 散る桜こそ意味がある

    雨がようやく止んだ。 桜が咲く頃に降る雨は恨めしい。 1年待って…やっと咲いた桜の花びらを…美しくも可愛らしい小さな花びらを…一瞬にして散らしてしまう雨が…。 恨めしかった・・けれど…。 あれから3回目の春を迎えた。 毎年…桜が満開になる頃は、お互いに忙しくて…桜の木の下でお弁当を広げてお花見を楽... 続きをみる

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  • 大阪…恋人探し

    「お前を松田聖子にしてやる。」 って、大阪のあるお店に連れて行かれた。 まるで行きつけのお店にでも入るかのように颯爽と…進み、ある店員さんの名前を指名し呼んだ。 「頼んだあれ…出してみて。」と。 出てきたのは、履きたくてたまらなかった・・・ ブーツだった。 ブーツ…履いたことがなかった。膝までのブ... 続きをみる

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  • 死別離婚

    死別離婚 なんて…残酷な響きなんだろう。 夫婦の場合、相手が亡くなったからといって離婚した事にはならないが、死亡届を出すと同時に自動的に「婚姻解消」となるらしい。(女性の場合は一定の期間必要)苗字はそのままにするか、旧姓に復氏するかはいつでも選べる。ただ、伴侶の親族との姻族関係は解消されていない為... 続きをみる

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  • 菜の花なっちゃん

    自由人… 聞こえは良いが・・・ なかなか自由人も窮屈である。そして…なかなか忙しい。 落ち込むことも多く… 「自由人」とは名ばかりで、心の解放までの「自由人」には、まだまだほど遠い…。 しかし、今までなかった「時間」は、自由に・・山ほどある。 今の私にはそんなに要らないのに…。 今になって… 必要... 続きをみる

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  • 人の迷惑顧みず

    いつもなら…年度始めで、バタバタと走り回っている頃だろう…。 なんて…思いながら・・・私は、やっぱり娘の所へ向かって車を走らせていた。 皆は仕事。 私は、こんなに太陽を浴びながら、音楽が流れる車の中で気持ちよくハンドルを握っている。 まるで悪い事でもしているかのように罪悪感さえ感じてしまうが・・と... 続きをみる

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  • 息を…大きく吸って

    心が悲鳴をあげない日は… 1日もなかった。 これからも… 哀しさの中で 寂しさの中で もがきながら… 生き続けなければならない。 この哀しみを… 乗り越えることは出来ないと思う。乗り越える時は、あっちゃんの処へ逝くときだろう。 ならば、この哀しみを抱いて生きるしかない。(そう長くなくていい…。) ... 続きをみる

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