絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

2017年10月のブログ記事

  • なくなればいいのに…!

    消えて無くなって欲しいもの… 「大晦日…」 1年の終わりと共に「命の終わり」を告げられた日。 そして…もう一つ・・ コンビニ…

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  • 夫の死が私の「強み」に…

    すっかり日も短くなり、仕事が終わってアパートに帰る頃は薄暗く… 時間給なのでほぼ残業することがない私が帰宅の途に着く頃は、家々の灯りが灯しだす頃・・・で…。 駐車場に車を停め、辺りを見回すと、オレンジ色に見える窓が、仕事を終えた私の心に、安堵感と共に、まだ根強く残っている喪失感を浮き彫りにする。 ... 続きをみる

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  • 私は…宇宙人・・

    時々・・・感じることがある。 それもやっぱり… あれからだ。 あっちゃんが死んでしまってから・・ 私は、みんなとは… 違う空間にいるのではないか…。と、思える瞬間がある。 みんなと、 社会と、 世の中と… 別の空気を吸いながら 生きているような…。 時間の速さも… 求めている幸せのカタチも… 生き... 続きをみる

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  • かくれんぼ

    夢は消えたけれども… 未来も無くなったけれども… 孫ができました。 命は繋がっているのです。 なっちゃんが、 時々、私を見つめながら、 「じぃじ! じぃじ!」って言うのです。 私のことは、「ばぁば」と言います。きちんと区別もつき、認識もしているはずです。 でも…それなのに、私を指差して 「じぃじ!... 続きをみる

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  • 10回…死にたい。10回中1回!

    静かに… 流れに逆らうこともなく… 最低限度の生活が成り立てばそれでいいから…。 大きな夢も今はないし、計画していることもないし…、 このまま…でいいと思っている。 だけど…、 心の隅の隅の方で、沸々とうごめいている何かがあるのも事実。 少しある…微かなこの余力でまだ「何かできることがあるのではな... 続きをみる

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  • 絶望の底から出る勇気は時間ではなく覚悟

    3メートル近くはあろう窓を一日中眺めていた。 この体勢で見えるのは駐輪場の一部と空だけ…。 3日前まで除湿(クーラー)をかけていたのに、今日は昼から暖房をかけている。 朝からずっと雨で、電気を点けずにカーテンを閉めていると、夜みたいに暗い。カーテンを半分開け・・・ 3メートルもあろうかと思う窓をた... 続きをみる

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  • 最期のサプライズ

    私よりずっと… オシャレでした。 しょっ中、自分の服や靴ばかり買っていたので、たまに・・きつく釘をさしていました。 4年前の秋…娘と結託してサプライズがありました。 「お母さんを松田聖子にしよう!」と、ワンピースにコートにブーツまでコーディネートしてくれたのです。 「自分のものばかり…」って、文句... 続きをみる

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  • 本当の事が言えなかった訳

    私のことも… 娘のことも… 何もかも忘れて… 私と違う世界でのんびり暮らしているのだろうか…。 お腹に溜まった腹水もなくなり… 身体全体の浮腫みもなくなり… 痛さもしんどさも感じずに… 仕事の苦労も借金の悩みも…なく… 全ての苦痛から逃れることができたのだろうか。 もし…そうであったら・・ 毎日…... 続きをみる

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  • 自分で自分を壊すな!

    私は…何をそう・・・悲観することがあろうか! 夫が先に亡くなってしまい遺された私は、悲しい惨めな人間なのか…? 誰よりも可哀想な人間なのか…? そうではあるまい!! 目を閉じて息を引き取るその瞬間まで、いや!息が止まってからも尚…彼が見詰めていたものは私だったではないか! 人が一生をかけて見つめ合... 続きをみる

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  • おまけの人生

    心の半分以上がえぐり取られてしまったから…、 私は随分変わった…と思う。 60になっても…70になっても… 私が死ぬまで一緒にいられるだろうと思っていた人が・・ 「ごめんね」も言わないまま… 許してもいないのに… こんなにも早く…先に逝ってしまったのだから、心も、私自身も変わってしまっても仕方ない... 続きをみる

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  • タイミング

    あの頃は…こんなにもこんなにも大切なものだとは気づかなかった。 何もなくても、何も話さなくても、そこに居るだけで、声が聞こえるだけで、それだけで幸せを2人で見つめていた。 大切なものをなくしてしまった。 あの頃は、知らなかった。 離れ離れになることが現実に本当にあるということを…。 別れは、誰にで... 続きをみる

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