絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

私には神も仏もいなかった…

先日…

 奥様を亡くされたメル友からメールが届きました。



「心配かけてごめんなさい。

 僕はまだ洗礼を受けていませんが、クリスチャンです。実は早くに3人目の子どもを亡くしています。子どもは無条件で天国にいけます。妻は天国で子どもと新しい生活をスタートさせていると思います。

 僕もその時が来たら…

 妻と子どもと一緒に・・・って。

 そして、

 今はとても穏やかにしている…」

     …と書いてありました。

 

 近くに愛する人達がいて、心の底から信じられるものがある彼を羨ましく思い、「穏やかな気持ち」であることに…安心しました。


 私は…

 主人を亡くした時には…

 神も仏もいない!!って、

   そう…思っていましたから。


 昔から、姉や妹と比べて「信仰心」がありませんでした。 

 私の家は浄土真宗です。

 妹は、母や祖母と一緒によく仏壇の前で手を合わせていました。お経も暗記していました。

 姉もそうです。

 母の死後、仏壇をしっかり守ってくれています。

 私は・・・


 何も信じませんでした。


 特に、主人を亡くしてから…

   神様なんていない!!って。


 でも、

 彼のメールを見て…

 信じられるものがあったら、すがることができる何かがあったら・・

 もしかしたらもっと楽にこの10年を過ごせたのかもしれないなぁ…と思いました。


 まあ…もう・・

   どうでもいいのですが…

   ちょっぴりそう思いました。

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