最悪の思い出が蘇る
今日の休日が終わると、6連勤。この休日…寝て過ごしてもいいけれど、なんか勿体無い気がしたので、出掛ける支度をして車に乗った。
娘一家は、旦那さんの実家へ里帰り中。
だから、当てもなく、東へ…北へと車を走らせた。
初めて見る場所
自然豊かな風景
水田は美しい緑…稲も見え、花も咲き、穂の中身が充実してくる時期なのだろう。
太陽の力はすごい。
暫く時々吹いてくる暑苦しい風になびく稲を眺めていた。
そして、車を走らせた。
街中に入ると…
「お葬式かな?」
ふと…出かけた所でお葬式と遭遇するとは…それもお盆に・・・。
あっちゃんかな。
あっちゃんの仕業だな…って思った。
「お盆だから帰って来いよ。」って言っているのだろうか。
いやいや…あっちゃんは、今ここに…。私の隣にいるでしょ。
「あのね。思い出したよ。3年前の大晦日に24時間の命と告げられて。お正月にあっちゃんが死ぬのか。って…人ごとみたいに思って。
しかし…取り乱しもせず2人で過ごした…最悪最低・・の大晦日を。」
「お正月にお葬式…っか。」って思ったよ。
お盆にお葬式。
思わず両手を合わせた。
何処へ行っても気が晴れる場所はない。何処へ行っても思うことは同じ。何処へ行っても…何をしててもあっちゃんを探している。
早く会いに逝きたい。