私の仕事…笑顔に会うこと。
児童養護施設…それが今の職場。
18歳までの子ども達の発達支援・生活支援の指導者として働いている。
その学園には、5つの寮がある。私はその内の1つの女子寮を担当している。
彼女達は、まだまだ小さな背中に…大きな荷物を背負い、直ぐにでも壊れてしまいそうな薄いガラスの心を持ちながら…それでも逞ましく生きている。
逞ましく・・・
そう…見えるだけかもしれないが。
私の任務は、一人ひとりが高等学校を卒業した先の進路先を共に考え、そこで自立して生活できるよう支援・指導をすること。
そこにいる女の子が、
「義香さん。大好きよ…。」って…
「ありがとう。私もよ。」と答える。
「義香さん…明日も会える?」…
「うん。明日は遅出だけどね。」
「嬉しい!」
私に会えることを心待ちにしてくれている。
嬉しいのは…私の方よ‼︎
