誕生日なんて要らない
今日、義父の誕生日だった。
去年までは、同じ敷地内に住んでいたので、少しのお小遣いと大好きな焼酎を簡単なメッセージを添えて(忘れていた年もあるが…)プレゼントしていた。
今年は…どうしようかと思った。
正直…あっちゃんがいなくなってから祝い事には、全く興味がなくて…というか、触れたくなくて・・・「誕生日?・・そんなもの…もう…迎えられない人もいるのに…要らんやろ!」なんて…
今までは、誕生日当日…夜中の0時に送信予約をセットして…誰よりも早く1番に、
「おめでとう🎉」なんて…知り合いに送っていたのに・・
あっちゃんがいなくなってから、どうでもよくなっていた。
「誕生日なんて…」
それだけじゃない。
クリスマスも正月も…結婚式でさえも・・どうでもよくって…。
だけど…義父の誕生日。
一応電話してみることにした。
「お義父さん!おめでとう。長生き・・・」私の言葉を最後まで聞くまでもなく・・
「今日で、お爺さん(自分の父)の年を越した。だから、今度は婆さんの年を超せるように頑張る・・」
「そうよ!その気持ちで体に気をつけて過ごして下さいね。また帰るから・・。」
お婆さん…って確か・・96歳で亡くなったはず…。ならば…97…98…
えっ・・・。
息子(あっちゃん)の2倍近く…⁉︎
まあ…健康なら、それが1番かっ!