なぜ…話せないのだろう。
分かち合える人達と…
話がしたいと思った。
何を話すのだろう…
ただ目と目が合うだけで、泣いてしまいそうな気がする。
肩の震えが、
後から後から溢れ出る涙が…、
今までなんとか乗り越えてきた証だから…。
それを、思い切り表現できて、受け止め合える人達に会いたい…。
なんて、時々思ってしまう。
あっちゃんを亡くした年の夏…一度だけ出席した死別の会。
私一人が…浮いていたような・・・しかも、お一人の方を除き、みんな高齢者で…「死別をする人は、ほとんどそう若くない人なんだ…」と・・・
当たり前のような…当たり前でないような・・それが、返って…哀しくなってしまったのを覚えている。
なんなんだろう…
やっぱり聞いて欲しいのかなぁ。
知って欲しいのかなぁ。
いつも、ここまで…
喉の上の上まで、言葉が出かかっているのに…呑み込んでしまう。
私の事は、一切話さない!ぞって。
分かるはずないのだから…
ここで、空気を悪くしてしまっては申し訳ないし…
だけど…
話してみたいなぁ。
聴いてもみたいのになぁ。って…ふと思う。
