ヒト…一人の存在なんてちっぽけ!
「ヒト…一人の存在」なんて、
ちっぽけで…
血を分けた家族でない限り…
日本のために命を投げ出した先人でもない限り…
知名度100%近くある、誰もが愛した芸能人でもない限り…
その人の事を思い、考え、慈しむことはないのだろう。
ましてや・・・
その人の伴侶や家族のことなんて…
その後どの様に暮らしているのか…
身体を壊していないだろうか…
少しは、元の暮らしができるまでの気持ちに戻りつつあるのか…等と、
誰か…考えてくれている人がいるだろうか…なんて思っているとしたら…
悲しいかな…そんなことは、ほぼないと知った。
同情してほしいと思っている訳ではないし、
いつも…大丈夫?なんて声をかけられたい訳でもない。
何かをして欲しい訳では全くない。
ただ、これから出会う人達の中には、毎日毎日抱えきれない哀しみを、隠して生きている人がいるかもしれないということ…を。
仕事場や人前では、何もなかったかの様に生活している人でも、心はいつも哀しくて泣いている人がいるかもしれないこと…に気づいてほしい。
グローバル化する社会の中で、ヒト…一人の「哀しみ」なんてちっぽけなものとなり、当事者だけの問題であって、人の心に寄り添ったり、たまにはその人の心に入り込み、一緒に嘆いたり、涙したりということが少なくなったようだ。
だけど人間って、欲の塊だから(私だけかな⁈)少しだけでいいから、私のこと…気にしてくれてたんだ…と、感じたい。
自分から切ってしまった人間関係だけど、どこかで少しだけでいいから繋がっていたい…と思う時がある。
