夢のような生活!
普通の…
極、極普通の生活をすることを楽しみにしてた。
妄想・・・
理想の主婦生活…。
60才…いやいや!
それよりも少し前に仕事を辞めて、家に居て主人(あっちゃん)の帰りを待つ。
「おかえり!」って迎える。
あっちゃんは、毎日晩酌をする。直ぐにお風呂に入るので、その間にテーブルのセッティング。
セッティング…って言っても、料理は得意ではないし、もう…50も後半になった夫婦なら、吸い物と焼いた魚と簡単な酢物と漬物があれば充分だろうと思う。
ただ、お酒のつまみになるものは、必ず一つや二つは用意する。お酒は、週に3日。休肝日を持ちながらの生活。
いっしょに晩ご飯食べて、もちろん!朝ご飯もいっしょ!(何十年ぶりだろう…)
いっしょにニュース見て、
意見交換して…
たわいもない会話を楽しむ。
会話…は、少なくてもいい。
美味しそうにお酒を飲んでいる、ご飯を食べているあっちゃんが側にいれば…。それでいい。
毎日…毎日…、
寝る時も…
「おやすみー」
起きた時も
「おはよう」ってあっちゃんがいれば…
それでいい。
もちろん…コンビニの経営は辞める。
体を壊し貯金もできないコンビニの経営なんて…あっちゃんが何と言おうが辞めさせる。
2人で無理をしない程度の仕事をして、好きな旅行をして、孫に1ヶ月に1度は逢いに行って…
こんな事…簡単なことでしょ!
ただ朝に晩に…側にいるだけでいい…
それだけでいい…
これが、理想の生活だった…
