絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

愛する人は死ぬ訳がない!

4年前の今日…から、

あっちゃんの生死の闘いが始まる。


しかし、それはもう…随分前に決着がついていた。

完全に私の負けだった。


しかし、愛する人を前にすると…

愛する人は死ぬ訳がない!

根拠のない持論ではあるが、これは誰もが望む常識であった。


そうそう!

12月27,28日とお風呂に一緒入り体を洗った。


結局…あっちゃんの最期の入浴になった。


28日が…。

今となっては,負け惜しみで言うならば、良い思い出だ。綺麗に体を洗わなけれならないという突発的衝動は、これに繋がっていたのだ。

二人の最期のスキンシップ…に。

誰がつけたか分からない「命の決着」は、29日 主治医による「24時間の命」の余命宣告で確実のものとなる。


しかし、愛する人を前にすると…


間違いかもしれない!

愛する人は死ぬ訳がないのだから…。と思う。


しかし…


私は、負けた。


完全に負けた。

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