テレパシー
一年の終わり…除夜の鐘を聞きながら、膝を合わせ「今年もよろしくお願いします!」…って言い合って…。年越し蕎麦を食べて寝る。
そういえば…
いつの頃からか・・
新しい年が明けた喜びよりも…
一年が終わってしまった「寂しさ」の方を強く感じるようになっていた。
それは、主人との永遠の別れが徐々に近づいていることを意味していたのではないだろうか…と…この頃思う。
そういえば…
私の第1話のブログの中に、
『何かを感じた。…それは、大切な人としか通じていないテレパシー』とある。
実は…
その時・・・4年前の12月29日
本当に、
「死の予感」があった。
それは、考えるとあまりにも、
怖すぎて…
悲しすぎたから…言葉にしなかっただけで…。
確かに…
私は感じていた。
しかし、思い起こせばそれが最初ではなかったような気がする。
数年前から…
感じていた!
心がざわついていた!
震えるような予感が…胸を苦しめた…いた。
「あっちゃんが死んでしまう…」ような…。
虫の知らせように…
愛する者同士だけが感じる「テレパシー」が存在する。
