笑い声で揺れた灯
ここへ来て7月で2年が経つ。
このアパートに初めての来客!
博多から…
姉だ!
目的は、ゆりちゃんの誕生祝い!だそうだが・・・
ウィンドショッピングが大好きな姉は、近くにある大きなデパートへ行き時間をかけてその全貌を知りたい!とも思っていた。
また、私の進まない行動・動かない心を少しでも前進させたいと密かに思っていたようだ。
姉が来る前々日…
久しぶりに掃除をする気になった。
シーツにお客さん用のバスタオルの洗濯…。何故が少し心が弾んだ。
4ヶ月ぶりの対面。
昼間は、二人でランチに…
ショッピング…。
娘の家で夕食を一緒に作り食べる。
そして…私の狭い狭いアパートに二人で帰る。
お風呂に入ってから…二人だけの女子会が始まる。
時間が過ぎると…
何故が話の本題は、
今はいない人達の事…になる。
お母さん…
お父さん…
そして・・・あっちゃん…
二人して…泣いては、笑い…
笑っては、泣き…。
2回の夜を・・・
一人でなく…語り合いながら過ごした。
今日、姉を駅まで送った。
後から後から流れる泪を…必死に隠して手を振った。
