夫を亡くした年の私の年末 2015.12.28
今年の一文字は「安」だった。
「安保関連法案」が審議され、採決に国民の関心が高まったということで、安保の「安」とか、
異常気象やテロにより人々を「不安」にしたということで、「不安」の「安」とも…
また、安倍首相の「安」でもある。などと言われている。
所詮「今年の一文字を考える」とか、「今年はこうだった」とか・・来年は「こうなるだろう」などと考えること自体、幸せな人達のやることだ。
私にとって、
「安」という漢字が意味するものがあるとしたら、今年は「 安保の安」でも「不安の安」でもない。
まず、
①あっちゃん!私が逝くその日まで
「安らかに」お眠り下さい…の
「安」である。
また
②来年は、「安住の地」を考える
いう「安」でもある。
そして、
③これから…ずっと独りだけれど、
「安心」して過ごせるように…
様々な問題が早く解決してほし
いと願う 祈り を込めた「安」
である。
人は、
これからも1年の締め括りであったり、事あるごとに、自分自身を、生活を、社会全体を、「振り返ってみる」ことだろう。
次への目標決定のためにも「振り返る」という行為は必要なことだ。
しかし私は、この1年、何度も何度も振り返っては、 後ろばかりを見てきてしまった。
立ち止っては…哀しみ…哀しんでは、立ち止まり…
次の一歩がなかなか出ない。
後… 3日で今年が終わるのに…
(変わってないなぁ・・・今の私と…)
