自信がなくなってきた…。

時を…

過ぎゆく時間を…

流れる季節を…

「喜べる」

「楽しめる」

　自信が・・・なくなってきている。

　時を…

　過ごすということは、

　今を穏やかに過ごしながら、

　その先を見つめて、

　夢を抱き、

　思いを募らせ、

　笑みを含ませながら舞っている自分の姿を想像することだろう…。

　しかし、

　今の私はそれができない。

　そう…

　あの日…

　愛した人を亡くした日から…

　私には…

　私は、

　人には見えない…

　バリアの中にいて…

　そこだけは、

　いくら青空の下にあっても、

　その中に光が差し込もうとも…

　見上げれば雲は流れ、

　風が時を運んでいようと…

　一人立っている足元は冷たくて…

　時が止まっている。

　　　　　　だから…

　時が…

　人が…

　何もかもが変わっても…

　私は変われそうにない…