いつも一つ…足りない!
「ばぁば〜」
「ばぁば〜」
カタコトの言葉で…
やっと覚えた日本語で…
可愛い声で…私を呼ぶ。
子どもの成長の速さに驚く。
ピアノ教室に通うようになったなっちゃん!
その横で、自分も鍵盤を触りたくて泣き出すゆりちゃん!
「じゃあ!ねぇねのピアノに合わせて一緒に踊ろう!」と、張り切るママ!
人のいる家…
飛び交う声…
暖かさ…
当たり前だが…
それが幸せなんだよねぇ…きっと。
そんな中で笑ってる。
自然と微笑んでいる。
でも私には・・
いつも何かが足りない…。
賑やかで幸せな空間に居ても…
いつも…
「一つ」だけ…
…足りないものがある。
