結局…苦しめているのは自分だった…
結局…
自分の心に全ての問題があった。
伴侶との「死別」は・・
今を…、進む未来を変形させ切断し、壊してしまうものだった。
あの日から、恐ろしいほどの疎外感、孤立感を感じていた。そして…時間とともに喪失感、嫌悪感…、極度の嫉妬に失望…負の感情と言われるもの全てに苦しめられた。
夫の死と共に、私と言う人間も抹消されたように感じた。
私はあの日以降…
誰よりも惨めで、情けなく弱い人間になり下がっていった。
もちろん自分が望んだことではないし…。
一刻も早く一掃できることを心から願った。
にも…関わらず・・・
私は、
情けなく…
愚かにも…自分の人生を哀れみ続けていた。
いつまで…続くのだろうか・・
私が死ぬまで…なのか…。
私にはまず、考え方の転換が必要だった。
心(気持ち)のリセットが。
「諦め」にも似た…人生のリセット!
亡き母の口癖であった
『あなたはあなたで丁度いい』
これが!
今!
私の「じゅもん」となった。
私の今の生き様を『良し』とできるかどうか!
『良し』と思えるかどうか!
一人でもいいじゃないか!
妬み嫉み…あってもいいじゃないか!
逃げたっていいじゃないか!
悔しくて…悔しくて・・仕方ないのだ!
好きに生きて…いいじゃないか!
一人も捨てたもんじゃない…!
