私は段々…夫が嫌いになっていた。

　「禁酒する」と何度約束しただろうか！

　休肝日を作ると何度誓約書を書かせたことだろう…。

　「一回！死なんと分からんね💢」

　そう…罵声を浴びせた事も・・・

　コンビニでワンカップを持ちレジの前に立っている夫に向かって…

ワンカップを店員さんにどんと手渡し…

　「馬鹿じゃない！最低！」って・・捨て台詞…

　嫌いになりかけていた…

　見るのも・・・　

　悲しくなりかけていた矢先のことだった…。

　そして12月29日、吐血…した！

　緊急入院！

　カッコよくて、

　面白くて、

　オシャレで、

　頼りになる…

　夫が大好きだったのに…

　少しずつ嫌いになっていた。

　

　「出て行って！」って…

　あなたの背中を押しながら、

　あなたを家から追い出したのは私！

　義父母の家に連れて行ったのも私！

　嫌いに…なりかけていたから…

　でも…

　今…

　愛おしくて…

　恋しくて…

　

　あいたくて…

　あいたくて仕方ない…。