生きていると…淋しさの連続
朝…目覚めて・・・
急に淋しくなった。
抱き枕を抱きしめて…
泣きそうになった。
昨日までの賑やかな「今日は何する?」がないのだ。
子どもの笑い声…に、
下の階を気にせず走り回る足音…
洗濯機が回る音…に、
テレビの声…
水が流れる音…
何もないのだ。
これが「一人」であることだと、もう充分に分かっているはずなのに…
時折…
その静けさが・・
哀しい…。
誰もいないこの地に新幹線から降り、家路を急ぐ道で、余力があるうちに「もうひと頑張りしよう」と思ったあの気持ち…
一晩寝ると薄れてた…。
カーテンの隙間から差す光が…
全く…揺れない…
心の中の静けさが一段と深まる。
暖かいはずの「光」が、「生きることへの恐怖心」を煽るように…
冷たく感じた。
人間…
所詮・・・一人なんだ。
それは私だけでなく誰もがそうなのに…
それなのに…
私にだけ出された課題のようで…
朝から気が重い…。
