母が死んだのは私が41歳の時でした。
父が死んだのはそれから7年後のことでした。
母の死は、
「死」というものを…
「死」というものが存在することを知ることになりました。
衝撃的で信じられない事実でした。
そして「死別者」の本当の哀しさを教えてくれました。
本当に人は死ぬんだ!
あっけなく死んでしまうんだ!
死んだら…
二度と会えないんだ!
大切な大切な人に・・・!
・・って、ただ目を閉じ眠っている母を見ながら思いました。
「母は死なない」ものだと本当に思ってましたから。
そして…
夫の死…
まさか…
まさか…
死んでしまうなんて…
夫こそ、
夫こそ…
「夫は死なない!!」って
当然思っていたのに…。
「おかあさ〜ん…
あなた〜
いい加減にしてよ〜」