絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

絶望の底から青い空を見て・・・の新着ブログ記事

  • 人は一人では生きられないのか…

     大きなガラス窓から見える向こうに…  利用者さん達は飛び出したくてたまらない。  外出が決まり、中庭に続く太い出入口門を、その窓から恨めしそうに見つめ、職員に繰り返し「いつパパが来るのか」尋ねる。  「13日土曜日の朝10時!」と答えても、カレンダーで、時計で示しても、また同じことを寝るまで聞い... 続きをみる

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  • 後悔なんて…意地でもしない!

     本当に!  踏んだり蹴ったりだったなぁ…。  ふと…思うことがある。    主人名義の物が…  なんもかんも…奪われていなかったら…  私は今もあの場所から…  あの家から出て行くことはなかったと思う…。  義父母のそばで仕事を続けながら、定年まで働いているだろう。その傍らでいわゆる良い嫁を装っ... 続きをみる

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  • 長男の嫁である私が…崩れていった理由

    あの時… 確かに感じた… 確かにあった責任感…。 この家は、長男の嫁である私が…。 この義父母は、長男の嫁である私が…と…義父母と抱き合い、言葉はきっと違っていたと思うが・・ 「私が守る。」…と・・・        そう…口にした。 あの時は… まだ知らなかったから…。 借金があること… 相続放棄... 続きをみる

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  • 追憶④プロポーズ

    確か… あっちゃんの車の中。 何処かのレストラン…いや! 食堂の駐車場だったなぁ。 私「ねぇ。私達…これから先・・どうするつもり・・・!?」 少し間があって… あっちゃんが… 「このまま…ずるずるいったら・・・結婚しよう!」って…。  言わせた感…たっぷりだけど…  そんな感じ…だった。 「ずるず... 続きをみる

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  • 死んでしまったこと…許してもいいよ…

     容姿に対しての罵倒…  健康管理の不徹底…  仕事への非協力的態度…  悩み事を聞こうとしない私…  私は数々の過ちを犯してしまったようだ。  これが…夫婦といえるだろうか!  本当に私は主人を愛していたのか!  主人も私を愛してくれていたのか!  愛しているなら…  長い時を一緒に過ごしたいと... 続きをみる

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  • 結局、人は景色より「人」のことが心に残る

    主人を亡くした年の6月… 丁度・・・今頃… 私は一人沖縄にいた。 娘が小学生の時… 夏休みは毎年沖縄だった。 それもあり… 思い出探索… 哀しみの一人…旅…。 1ヶ月間コンドミニアムを予約した。 しかし、レンタカーもなく… 周りには洒落た店もなかったから… 朝に夕に正面に広がる海に行った。 沖縄に... 続きをみる

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  • 最後の究極の選択⁉︎

    究極の選択… 人生・・・生きている間…に 何度直面するのだろうか?   大阪へ行く  or 家に帰る   娘家族    or 義父母 アパート生活 or 二人の家で  答えは見えてるのに…  最期の居場所は慎重に…なる。   

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  • 見たくないもの…それは・・

     さあ!出発…と・・・  車を走らせると…  いつもの街並み…が目に入る。  しかし今日は、何故が・・・  その街並み…が  気温が高かったせいか蜃気楼の中にあるかのように見えて…  娘達との思い出と重なって…  出勤前に念入り?にした化粧が…溢れる涙で…なくなるほど流れ・・  どうしたものかと考... 続きをみる

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  • 行ってきます…。

     仕事前に携帯を開いた。  公開したブログに2件のコメントが届いていた。  出発直前に返信することにした。    短い文面のあと…  仕事前であったこともあり「行ってきます」と付け加えて…返信した。  その時何故か…ホワッとした優しさに包まれたような感じがした・・・  忘れていた! 「行ってきます... 続きをみる

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  • 愛おしい人…

    死んだん? 本当に死んだの? 何故死んだ? 眠れない夜は、決まって遺影視つめて質問攻め! もしも…ここで姿を現したなら・・・ 拷問!?ですね。 いや!いや! そう…は言っても・・・ 姿を現してくれたならば、めちゃくちゃに触りまくりますよ! 触りまくって… 抱きつきまくって… 胸で泣きまくります…。... 続きをみる

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  • あっちゃんからの贈り物

     利用者さん達との散歩コースの一つ…  パーと  空から落ちて来た花束か…と思いました。  散歩しながら…  独り言… 「1日遅れのプレゼント…          ありがとう」って…    空に向かって言いました。  

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  • 誕生日(5月21日)の決意

     街行く車は、ほとんど窓を閉めています。  コロナウィルス対策でしょうか?  まだ体感的に寒いのでしょうか?  私は…  エアコンを付けるには、まだ早い気がして窓を全開して運転することにしました。    緊急事態宣言解除と言うこともあり、街が、行き交う人が…嬉しそうに見えます。  私も…  これで... 続きをみる

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  • 二人でよく行った海が恋しい

    すごい…雨…。 あっちゃんが死んでから… 雨の日は好んで海に行った。 車に乗って、 ただ海を見つめているだけの時間。 雨音…が、 車のフロントガラスを流れる雨だれ…が、 誰もいない砂浜…が、 霧で少しぼやけて見える島々が…、 全部…全部・・・ 哀しかった。 今日…仕事が終わって・・・ 港に向かって... 続きをみる

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  • 実は・・ママが一番嬉しいのよ!

    家族愛… 家族力… 家族…っていいものですね。 まずは、ゆりちゃん…   お誕生日 おめでとう❗️ そして、パパとママに…   おめでとう!   健やかに明るく元気に育ててくれてありがとう!    満1歳の手作り誕生ケーキです。      ゆりちゃん…全部食べたそうです!         ママ! ... 続きをみる

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  • 運命の絲

     ゆりちゃんが産まれた日のこと…  はっきり覚えているよ。  その日は、なっちゃんの初めての遠足で…  だけど・・・ママは病院で奮闘中。  ばぁばは、なっちゃん家に朝早く行って、お弁当作りにハッスルしましたよ。ママが頑張っているから…。  なっちゃんが遠足から帰ると、ママの病院へ2人で応援に行って... 続きをみる

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  • 母の日は「元気よ!」が一番!

     私の母は、65歳で亡くなりました。  あっちゃんのお母さんは元気です。  お義母さんには…  結婚してから毎年「母の日」には、あっちゃんと二人で… 「好きな物を買って下さい」と、一輪のカーネーションとともにお小遣いをあげていました。  離れて暮らすようになってから…カーネーションの花束を送るよう... 続きをみる

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  • 抱きしめたいです!あなたを…。

     見上げれば…  そこにはいつも空があって…     深呼吸して…  少しの間そこに立ち止まり…  高い高い視線の向こうにいる主人に話しかける…。 「元気にしていますか?  今日…娘から手紙が届きましたよ。  「痩せなよ!」ってラクビのサプリと一緒に…。  そして、なっちゃんから手紙が。  2枚で... 続きをみる

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  • 悔し、哀しき50代・・・

     あなたが生きていれば…  随分違う50代…を過ごしているのでしょう。  たまに夫婦で娘家族に逢いに行き…  休みの度に、娘が孫を連れて実家に帰る…。  ごく…普通のことを…。  満面の笑顔で・・・  主人の横で… きっと!  そんな誰もがしている事を、楽しみながらやっているのでしょう…。  それ... 続きをみる

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  • 隣は何をする人ぞ…

     この頃…  隣の部屋が夜の9時を過ぎた頃から・・賑やかになるのは…⁈   まさか…  まさか!  お隣さんが入居した!ってことなのでしょうかっ⁈  しかも、1人ではないような・・・気がします。    2人でもないような…⁈  3人?    4人?  狭いアパートです。  まさに!  密接 密集…... 続きをみる

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  • 待ってくれる人がいる…!

     大好きな公園をお家の中に作ちゃいましょう!  皆んなで笑い合える日が早く来ますように…

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  • 大切なことだとは分かっていますが…!

    《利用者側》   支援学校休校  家族の面会、外出、外泊の禁止 《職員側》   毎日…毎日・・・まいにち!  起床時の検温  出勤簿押印時に検温  午後3時に検温  退勤時に検温  おまけに、前日の行動記録…  会った人(長話)…を記入してからの退勤    コロナウィルスを持ち込むのは、外から来て... 続きをみる

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  • 心の軌跡…私だけが変わってしまった!

     私達三姉妹は、本当に仲良しだった。(今でもそうだが…)  それぞれに家庭をもっても、盆、正月、ゴールデンウィーク、夏休み…必ず三家族で実家に集まった。  子ども達が大きくなってからは、 「夫…抜き!子どもと女だらけの旅」と名付けて毎年旅行にも行った。  同じ父、母に育てられた私達は、  それぞれ... 続きをみる

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  • あの人のことを言葉にすると…

    大和田獏さんが… 最愛の岡江久美子さんを失った心境を知人に明かしたそうです。 「太陽のような明るさと春風のような優しさを持つあの人が突然、しゃぼん玉のようにはじけて消えてしまいました」・・・と。  本当にそう…です・・・  私もそうでした…。 「向日葵のような大らかさと木漏れ日のような優しさを持つ... 続きをみる

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  • 人間崩壊

    きっと…  何処の街も…    閑散として…  人の笑顔が…  飛び交う笑い声が消え…    人との間には1.8m以上の間隔をとり…  人と向かい合うことを避け…  集まれば離れろ!と言い…  こんな人間社会…になっちゃって…  早く収まらないと…大変な世の中になりますよ!  だって…  私も… ... 続きをみる

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  • 消えた…⁉︎結婚記念日

     今日は結婚記念日!  もしかして…  もう私の結婚記念日は、5年前に…そのカウントは終了しているのだろうか…。  それにしても…今、家を離れているので探せないが披露宴会場でもらった、あの大きなろうそく・・・  ピンク色だったかなぁ。  結婚した年月を刻む為の…  あの大きなろうそく・・・どうなっ... 続きをみる

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  • 世の中、不公平だ!

     あぁ〜あ!  なんもかんも嫌になっちゃいました!  突然こんな気持ちになる時があります。  私は度々あります。  何か…つまりません。  何もかも投げ出したくなります。  「世の中不公平だ!…」って声を大にして叫びたいよ!  私には夢があったんです!  私達には…夢があったんです!の方が正しいか... 続きをみる

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  • 濃厚接触者だったら⁉︎

     突然! 「施設の中でコロナ感染者が出たら私達はどうなるの?」・・・って、私に聞くものだから… 「職員?利用者?誰が感染者になるか!で、少しは違いがあるだろうけれど、私達は多分『濃厚接触者』だということで自宅待機になるよね。  だけど…考えて・・・  濃厚接触者だと分かって家に帰れる?  家族がい... 続きをみる

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  • 社長さん! 命が何より大切です。

    緊急事態宣言! 自粛ならば… 期限のある自粛ならば… その期間だけでも もっと徹底的に自粛しようよ! 社長さん! 婿殿は、今日も… 毎日毎日満員電車(今はそうでもないのかな?)に乗って朝から晩まで会社に行っているぞ! 大阪だぞ! 2番目にコロナ感染者が多いとされている所だぞ! 府知事! 要請ではな... 続きをみる

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  • 直感のシグナル 「夫の死」

     愛する者同士には…  言葉でなくても…  心で・・感じ取ることができる力があります。 「直感のシグナル」とでも言いましょうか。一般的には「虫の知らせ」と言うのでしょうか。  感じ取ったことがありますか?  私は、主人が亡くなる2、3年前から「この人…死んじゃうんじゃないかしら…」って・・・漠然と... 続きをみる

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  • コロナ…ストレス!

     久しぶりの雨です。  この雨が、街中に散らばり浮遊しているかもしれないコロナウイルスを全て洗い流してくれないだろうか…と思います。  私が暮らしている街は、感染者数も低いとあって、職場まで車を走らせてもいつもと変わりはありません。  ただ、デパートやお店は休業していることがあり、ことの重大さを感... 続きをみる

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  • ダメだ! ダメだ!ダメだ!

    ダメだ! ダメだ! ダメだ!   何を見ても… 何かにつけて…涙が溢れ出す。 こんなに弱い人間だったかっ! いやいや! そんなことはない。 夫との死別… 5年…。 生きてきたではないか! 愛する人との死別! 乗り越えようとしているではないか! 幸せだった… あの安らぎを知っているから… ただ…楽し... 続きをみる

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  • ミッション

    「いつもの白だしに、鶏ガラスープ、牛乳を混ぜて飲むコーヒーの素…送って…!」  娘からメールが来ました。  風邪かな?  まさか…コロナ?  なんて私自身心配していたけれど、大丈夫そうなので、急いでスーパーへ走りました。  大阪は、緊急事態宣言が出ているし、娘は長いことペーパードライバーだった事も... 続きをみる

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  • 倒れて感じる「死別」の哀しみ

    喉が痛い… 私の風邪はいつも喉からだった。 だけど… この…ご時世・・・ 少し不安な言葉がよぎる。 なんだか…胸が苦しいような気にもなってくる。 仕事と自宅の往復だった。 スーパーやコンビニには寄ったけれど…。 まさか、先週、思い立ち突如行った大阪で? しかし、大阪でもほとんど家にいた。 なっちゃ... 続きをみる

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  • 肝硬変によって失われていく感情

    終わった・・・・ 確かに終わった・・・・・ 何かが・・・・ 一つ・・・ 歌を忘れたカナリアの童謡がある。 昔聞いたことがあるような気がする。 彼は、 あっちゃんは、 亡くなる半年前から、急激に・・・ 笑顔を、笑い声を忘れていったような気がする。 ユーモアたっぷりで、人を笑わせたり楽しませたりするこ... 続きをみる

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  • もう…警告音は鳴っている!

     緊急事態宣言を早く出すべきだと思う。  何故!危機感を感じない!  もっと警戒すべきだろう!  季節の移ろい…  忌まわしい事件や事故…  社会の変動…等  何かにつけ「主人の死」と重ね合わせて見るようになった。  私が主人の心身の変貌に気づいた時には、もう…主人の死へのカウントダウンが始まって... 続きをみる

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  • まだまだ!走れるぞ…。

     休日!  いつものように朝寝坊〜。  朝9時を少し過ぎた頃、携帯が鳴った。  ビデオ通話だ!娘からだ! 「どうした!何かあった?」  直ぐになっちゃんが写った。 「ばぁば〜お家に来て…。ばぁば〜」 「ばぁば〜お家に来て…。ばぁば〜」    決断は早かった!  歯磨き・・・終了!  洗顔・・・・終... 続きをみる

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  • 嘆声

     失って…みて…  …身に染みた・・・  どれほど愛していたか…  どんなに頼りにしていたか…  どれだけ一緒にいたかったか…  隣にいることが当たり前で、幸せボケの私は忘れていた。  心の中では感謝もし、身体を気遣っていた・・つもり…。  まだまだ死んでしまうような歳じゃないし、「死ぬ訳がない」... 続きをみる

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  • 人は…知らずまに、また…繰り返す。

    (私は主人を亡くした年の春…早くも今と同じ心境だった。  桜が散って…風に乗って散らばるように…私も今…最期の居場所を探している。)   やっぱり来た。 この場所に。 砂浜に面して植えてある桜の木・・・ 地面に落ちるのをためらっているのか少しだけ残っている桜の花が、吹いてくる潮風に抵抗してしがみつ... 続きをみる

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  • 涙は枯れない!

     枯れていた涙が…  また…  一人になって…  自分の素直な心と向かい合った時。    心許せる人と会って…  自分の弱さを見せられる穏やかな気持ちになった時。  人に弱さを見せられるって、ある意味強さでもあるわけです。  涙が出てきます。  誰も皆…それぞれの痛みを抱えてここに生きていることは... 続きをみる

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  • 誰もいなくなっちゃった…!

     この道をまっすぐ進んだら、例え独りぼっちでも、仕事後の体を休め横になり…くつろげる場所がある。    そして、その少し手前には娘家族が暮らしている場所がある…。  ・・・そこにほぼ毎日寄っていた。  なんか…寂しくなっちゃった…。

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  • 5分から3時間へ…

     何もなくなった部屋に立たずみ… 「引っ越したばっかりの時は、こんなだったなぁ…」…って婿殿。  年を重ねるごとに、物が増え・・ 愛する家族が増え・・・  大切な思い出が増える…。  ピカピカに拭き掃除した床に顔を写していたら自然に涙が落ちた。慌てて涙を拭きとり何もない部屋の隅に目をやった。  一... 続きをみる

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  • 涙で見えなかったライン

     2日後に引越しを控えた娘から届いた久しぶりに長文のライン。  誤字!  脱字が沢山あります(私の部分)  嬉しくて…  そして、寂しくて…

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  • 生きていれば…会える!

     母が死んだ時… 「お母さん」と・・・   「お母さーん」って…  これから一生…呼べない!  呼べる人がいない!…っと思ったらすごく哀しくて…。    父が死んだ時… 何でも、「お父さん!頼んだよ!」って言うと、 「おっしゃ!」って返って来て…  お母さんが亡くなって7年…。  一人で頑張ってい... 続きをみる

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  • また…一つ・・・前へ。

     いよいよです。  娘家族にとっては、旅立ちの時です。  婿殿は新天地で、より一層頑張ることでしょう。  娘も仕事を始めようかっ…て気持ちになっているようです。  私はしばらく、ちょっと旅行する気分で大阪に遊びに行こうと思います。    

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  • 失ったものが大きくても…。

     夢は、  春…ポカポカ天気の日に・・  コロナウィルスが収束!って訳にはいかないだろうが…  初めて、一人で大阪まで…  娘家族の住むマンションまで…    高速飛ばして行くことだ。  一人で…  車で大阪まで行くのは初めてで・・・  きっと…  あの楽しかった時のことを思い出し、見る風景に夫の... 続きをみる

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  • 死別 新たな哀しみが続く

     何かが終わったような…         そんな気がした。  夫の死から5年…    私は、  すごくすごく哀しくて、寂しくて…苦しくて…泣いてたあの頃を…  毎日毎日海に行っては、真っ暗になるまで  ただ…空を見て・・・    …海を見て・・・     泣いたあの時の気持ちを…  5年経って・・... 続きをみる

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  • 卒園するあなた達へ

     学園の子ども達も、長い春休みに入っています。  この3月卒園する高3の利用者は5人います。    3月10日は支援学校の卒業証書授与式でした。  3月27日は、学園でお別れ会があります。十代のほとんどをこの学園で過ごした子ども達がほとんどです。    4人の子ども達は、卒業後の移行先が決まってい... 続きをみる

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  • たった…75分

     大阪が好きな主人と年に3回は、車を飛ばして… 「行こうかっ!」って…  大阪に遊びに行きました。  今思えば…  始めはずっと主人が運転していました。私はその隣りで飲んだり食べたり喋ったり…。  主人は永ちゃんやサザンの音楽をかけ、口ずさみ…軽快に運転していました。  しかし…いつの頃からか・・... 続きをみる

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  • 新婚生活 part3

     今日から…  2年半ぶりに一緒にいることになります。  「しばらく家(実家)には帰られないから…(大阪へ引っ越す為)一緒に帰ろっ…」と・・・いうことで…  娘となのちゃんとゆりちゃんと家に帰りました。  2時間高速飛ばして…。    義母は、やっぱり…沢山料理を作って待っていてくれました。私の為... 続きをみる

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  • 遺された者の役目 (再度投稿)

    娘夫婦を見ていると 夫には、夫の役目… 妻には、妻の役目があって… 自然と「阿吽の呼吸」でことが進んでいく。 かつて、私達もそうであったように… あっちゃんの死後・・・ 自分自身の哀しみに暮れている中、娘の立場に立って考えたことがあった。 人は… 花嫁姿を見せられたから良かったね。(挙式後二ヶ月で... 続きをみる

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  • 追憶③大好き!

     こんな春めいた日…        主人を思い出す。  笑ったらなくなるけれど、その大きな瞳に見つめられるのが大好きで…  恥ずかしそうに照れながら、釣りで日焼けした大きな手を繋いで歩くのが大好きで…  飲んだらいけないお酒だけど、美味しそうに飲んでは、おどけて見せるそんな主人が大好きで…  大好... 続きをみる

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  • 一緒に住もうっ…⁈

    婿殿  「お義母さん、マンションを見に来て下さいね。部屋はありますから。」 娘  「お母さんの部屋あるよ。十分みんなで住めるよ。」 婿殿  「1ヶ月に4万も5万もアパート代出さなくても…。一緒に住んだらいいじゃないですか。」  そう…言われて…   「行きませんよ!まだまだ一人がいいですから!」っ... 続きをみる

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  • 泣けない…のは何故⁉︎

     哀しくて…    哀しくて…  胸が締めつけられ…  腹の底から・・・   胸の奥から…悲痛な思いが込み上げてきて…  それが心の声として出てくるものの…  でも何故か…、  何故か…涙が出てこない。    声を押し殺して 「あっちゃん…」って連呼しても…   声にならない声が出るだけで…  何... 続きをみる

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  • 3月はお別れの季節です。

    最後の晩餐…⁈ なのちゃんの誕生日…と ゆりちゃんの初節句…を兼ねて・・ ささやかなパーティーでしたが…。 ここに… 喜びがあります。 ここに… 笑顔があります。 ここで… 私の生きる意味があります。 だけど…こことはお別れです。

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  • 一人ではないんだ!

     放課後の誰もいない教室は、不気味に感じたものだ。  娘達が連休を利用して大阪へ行った。目的は新居探し。2泊3日。  その夜、  家路に向かう車の中で、キューンと胸を締め付けられるような気持ちになった。  この広い空間に  誰もいない・・・と感じた。  私が今…事故を起こしたら・・誰を呼んだらいい... 続きをみる

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  • 面倒くさい!

    5年も経ちゃー! 「そろそろ…歩き始めんとね!」っか…⁈ 「始めっから… あっちゃんが死んだ・・その日から… 茨の道を歩きよるわっ!」・・って言いたいけれど、傍目にはそうは映らないのだろう。 前に進めとか… 気持ちの切り替えの時とか… 動きはじめよ!とか… そう言われると… 忘れてた…忘れようとし... 続きをみる

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  • 生と死の狭間で…

    (いつも訪問して下さる方は、覚えているでしょうか?)  私が嫁いでからできた数少ない友達の一人…。  彼女は元小学校教諭で、教員(教頭)の奥様。  小さくて可愛らしい方でした。  でも、原因は分かりませんが、鬱病を発症し、30代前半で教職から離れました。  それ以来、会うこともなくなりましたが、忘... 続きをみる

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  • 連れ合い…夫!

    連れ合い・・・「夫」 私は一生共に歩くべき人を、 かけがえのない大切な人を亡くした。 連れ合いを亡くすということは、共に生きる人を亡くした…ということ。 命の半分を失った…ということになる。 それがどんなに残酷で… どんなに悔しくて… 哀しいことか…。 知らずに済むのであれば、それに越したことはな... 続きをみる

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  • 情緒不安定

    どうしようもなく… 全くやる気が起きない日がある。 誰とも話したくなくて… 携帯の着信音が鳴っても知らん顔… ラインも既読がつかないように… 一人を楽しんでいる訳じゃないけれど・・・ 無気力な日がある。 幸い…知り合いはここには居ないから訪ねてくる人はいないが…。 そんなこと考えていたら… 突然生... 続きをみる

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  • 私はもしかして…幸せ者?

     主人が生きていたら…  お互いの体のことを気に掛けながらそれぞれ自分の仕事に没頭し、きっと、それなりに充実した日々を過ごしていたのではないか…と思う。    いや!しかし…  あの緊急入院したことを思えば、主人の体は元に戻ることなく、入退院を繰り返し、仕事もままならない状態で毎日を送っていたかも... 続きをみる

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  • 人生の岐路…別れ

    娘と二人…  一年ぶりかなぁ。  カラオケに行きました。  婿殿は俗に言う「イクメン」で、娘に家事・育児の休日をくれるそうです。そんな日は、私とショッピングに行ったりゆっくりランチしたり…。一人でデパートに行ったり美容院へ行ったりしているようです。  娘は、高校卒業と同時に家を出て、大学、就職…一... 続きをみる

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  • 姿はなくても…

     あの日から…  5歳も歳をとってしまった。  まだまだ若いつもりだけど…    あの日から…    普通が普通で…なくなって、  幸せは…  団欒は…  どこかへいっちゃって、  主人のいない家は息苦しくて…  主人のいない世界は私の存在価値もなくなったようで…    それでも…生きていくしかな... 続きをみる

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  • 追憶②あの世からの電話

     毎日毎日…夜9時になると電話が鳴った。  携帯電話なんてなかったから・・  9時になると…  家の固定電話がそれはそれは大きな音で鳴る。  リーンリーン!リーンリーン!  電話は2台あるものの…  一本の回線だから、両方の電話が鳴る。    電話の一台は私の部屋に置いた。  母は、毎日のことだか... 続きをみる

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  • 三日月

    夜見る月と違って… 三日月が… 朝、空にあった。 真っ暗な空に。 星もない空にくっきりとあった。 それはまるで黒い色画用紙を切り取って作った切り絵のようにも見えた。 墨汁の中に金色の折り紙を落とし浮かべたようにも・・・ 私は足を止め、 その三日月を下から仰いだ。 冷たい空気が、三日月をより鮮明に、... 続きをみる

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  • 甲状腺機能亢進症

    思った通りだった。 甲状腺機能検査の結果 二週間程度薬を飲まなかったことで、私の体は甲状腺機能亢進症状態になっていたのだ。  先生は1ヶ月程で数値も正常化するだろうと言った。

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  • 鼓動が高鳴る!

    「死ぬことなんか!全く怖くない…!」なんて啖呵を切ってはみたが・・・  私は、年が明けてから…  自分の体が、今までと違うことに気づいていた。    体が重い。(また!太ったかなぁ?)  歩くだけなのにしんどくて。動悸がする。頭痛もある。だらしい…。  私の毎日の日課は、仕事帰りや休日に娘の家に行... 続きをみる

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  • 愛する人を遺し…逝った人の義務

    祥月命日 毎年…同じことを思う。 2015年1月20日午後4時11分 最愛の夫が永眠した。 5年が過ぎた… まだ、5年しか経っていない…? いや!もう…5年? 随分… あっちゃんと会っていないなぁ。 会いたくて… 触れたくて… この「愛おしい想い」は… 「哀しみ」は…これからも…「あっちゃんに会え... 続きをみる

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  • 白衣恐怖症

    体が疲れ切っている…正月早々そう感じていた。    2ヶ月に一度、薬を貰うために病院へ通わなければならないのだが、年末年始で病院は休みだったし、もともと病院が大嫌いで、出来ることなら行きたくない私としては、『面倒くさいなぁ』という思いが先に立ち、常備薬として毎日服用している薬を10日以上飲まずにい... 続きをみる

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  • 初泣き…

     主人のいない5回目の正月は、元旦は仕事だったが、二日は家に帰った。  三日も仕事だったので迷ったが、  「お母さん、一緒に帰ろっ!お墓参りしよっ!」って…娘が言うので、一緒に帰ることにした。    高速走って2時間。  首を長くして待っていてくれた。  義母が作る御節料理…は、本当に美味しかった... 続きをみる

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  • 追憶① 大馬鹿者!

     まさか…    死ぬなんて思わないから…  娘の挙式から約1ヶ月後…  二人で帰省すると聞いて嬉しくて。    12月27日から冬休みに入っている私は、普段しない掃除を念入りにすることにした。次の日も次の日までかかった。  コンビニの仕事は全く手伝わずに…。  心ウキウキ…。  娘婿が家に来るの... 続きをみる

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  • それでもいいじゃないか!

     主人が息を引き取り…  23日間入院した病院を…  真っ白い布に包まれて…  出る時・・・1月20日…  主治医が私にこう・・・言った…。 「ご主人さんに…優しすぎましたね…」って・・。  その言葉が…  あれからずっと…  いや!今も…私を苦しめている。  もしかしたら私に対する慰めの言葉だっ... 続きをみる

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  • 人生の岐路

     今年は、  私の気持ちと…  二人の軌跡の…    片付けをします。  今年もどうぞよろしく        お願い致します。      

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  • もう! 要らない物は捨てよう!

     世間は9連休!  私も以前は・・・  主人が生きていた頃は…  この長い冬休みをどのように過ごそうか…  いつから大阪へ行って吉本で笑い納めをしようか・・・そんな事で悩んでいたものだ。  主人が亡くなって…  盆も正月もなくなって…  仕事を辞めて…    この場所で見つけた仕事が、丁度いいこと... 続きをみる

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  • 夫を亡くした年の私の年末 2015.12.28

    今年の一文字は「安」だった。 「安保関連法案」が審議され、採決に国民の関心が高まったということで、安保の「安」とか、 異常気象やテロにより人々を「不安」にしたということで、「不安」の「安」とも… また、安倍首相の「安」でもある。などと言われている。 所詮「今年の一文字を考える」とか、「今年はこうだ... 続きをみる

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  • 娘の気持ち…

     父親に抱かれている娘…  一人娘の我が子のことが大好きで…  女の子なのに・・・  春はカエルを捕まえに行った。  夏はカブト虫探しに連れ出した。      そして、セミを捕まえた。  秋になれば幼虫を見つけ、家で飼ってみせた。  小学生になったら海へ行き、釣りにも付き合わせていた。  女の子な... 続きをみる

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  • 一年の終わり,命の終わり…

     あの年の暮れは寒かった。  雪が降った…。  病室の窓ガラスから、徐々に積もりゆくその雪を・・・  一面を白く…真っ白に、何もかもを隠していく雪を…ただぼんやりと眺めていた…。  私の横には、24時間の余命宣告を受けたあっちゃんが携帯を触っていた…。いつもと変わらない表情で。  自分の命が「今日... 続きをみる

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  • 幽霊でもいいから会いに来て!

     時々…  いや!しばしば…  何もしたくない気持ちになる。  何もできないほど疲れてて…    一歩…も動きたくないほど…。  明日は早出で朝5時半には家を出なければならないのに・・ 0時を回っても夜中の1時…2時を過ぎても眠れなくて…「五分で深い眠りに就く」という音楽を聴いてみたりしたけれど1... 続きをみる

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  • ぎゃー!!!

     ぎゃー❗️❗️    忘れてたよ❗️  忘れていた訳じゃないだろうけれど・・  正直…もうどうでもいいやって・・・。  今日は、あっちゃんの誕生日…。  去年までは、天皇誕生日で祝日だった。  あっちゃんが生きていた時は、我が家では、12月23日は天皇誕生日ではなく「あっちゃん誕生日」だった。 ... 続きをみる

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  • 休日出勤!

     休みの日は大体、昼前に娘の家に行く。撮り溜めしてくれている韓ドラを見るのが楽しみなのだが…    ショッピング…がほとんど・・。(私はショッピングは…嫌いな方です。だから車の中で待っていることもしばしば。)    目的地に到着するまで、車の中で今日のランチは何にするか等話しながら行く。実は、それ... 続きをみる

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  • 切迫流産…

     《母親と娘って…よく似るんですよ。似なくていいところまで似てしまうんですよ。》  私は、娘を妊娠して直ぐ「切迫流産」と診断され、絶対安静で3週間の入院を経て…娘をこの手に抱くことができた。  それから3年後再度妊娠した。しかし4ヶ月検診の時に心音が聞こえないとのことで中絶の手術を受けなければなら... 続きをみる

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  • もうすぐ…クリスマス…⁈

     ショウウィンドーに飾られたクリスマス。  その中に、ずっと踊っているサンタクロースがいた。何やら大きな声で笑ってもいる。    私は何故か…  そのサンタクロースに釘付けになった。  おかしくって…  どうしてこんなに楽しく笑うんだろう…って。見ていると、私もサンタクロースに向かって微笑みかけて... 続きをみる

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  • 逝く人・遺される人

     あっちゃんは本当にかっこよかった。  優しくて面白くて…  シャイで…  私から抱きついていっても、両手はだら〜ん!  「ギュッしてよ!」と言わないとギュッとしてくれない。  二人で歩くときは手を繋ぐことが約束だったのに、自分から繋いでくることはない。  この世の最後の最期ぐらい自分から手を差し... 続きをみる

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  • 2014.12.31

     いつも…いつも  救急車のサイレンに体が反応した。    職場にかかる電話の音に、ビックっとなった。  勤務時間が終わり、携帯の着信音が鳴ると、声を聞くまで心臓がドキドキ痛かった。  いびき…でも・・・  眠っている…  息をしながら眠っている姿を見なければ…何故かすごく怖かった。  いつ頃から... 続きをみる

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  • 仮面人生

    どんなに哀しくても… どんなに寂しくても… 2人で暮らした家には、もうけして主人が帰ってくることがなくて… 主人の服も… 靴も… 財布も眼鏡も… 使っていた布団も香水も…何もかも…片付けられなくて… 帰ってくることがないのに、いつ帰ってきてもいいように… そのままにしている全ての中で・・ 話す声の... 続きをみる

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  • 孤独と気まま…

     一人…っていいなぁ〜  ・・・なんて!思う時もたまにある。いや!時々ある。(強がり⁈)  家族がいて、毎日家事や仕事で忙しい時は「一人になりたいなぁ」って考えた時もよくあった。    …今は、いつでも一人になれる。  仕事が終わって帰ったら、直ぐにゴロン!っとできる。  ご飯作るのが面倒だったら... 続きをみる

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  • 私はエルサ!?

     12月24日 二学期終業式  この日は、利用者が1番楽しみにしているクリスマス会だ。  子ども達はサンタクロースからプレゼントを貰い、夕食は、サンドイッチに唐揚げ、お寿司にポテトなどの立食パーティー。  クリスマス会では、歌ありゲームあり出し物あり…賑やかに楽しいひとときを過ごすそうだ。  それ... 続きをみる

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  • おまけの人生に万歳!

    さぁさぁ!  もう12月も三分の一終わったよ!  5回目目の主人がいない年末年始を迎えるんだぁ…。  もう・・5年…が経とうとしている。よく!生きられたものだ。誰に感謝する?やっぱり娘家族かな!それと、職場にいる同年代の職員!  笑わせてもらった!本当に!  一緒に頑張ろっ…とも思った!    私... 続きをみる

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  • 人生…足し算と掛け算!

    人と一緒にいることが辛くて… 知り合いに会うことがしんどくて… 誰も知る人のいないところで暮らそうと… 一人暮らしを始めた訳だけれど… いつからか…気づいたよ! 私が、以前よく口にしていた言葉… そう深くは考えなかったけれど… 「努力は足し算!協力は掛け算」  努力することは「一人」でできる。  ... 続きをみる

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  • 死ぬよりも辛いこと…。

     終わりって…あるのだろうか。  人生…何にでも「終わり」があるではないか!  まさに…「死」も終わりを意味するが…。 受験も、 仕事も、 入院しても、 出産にしても、 必ず「終わり」があるではないか!   人生の行事の中で、「死」以外は、「終わり」を迎えた時、何らかの充実感の様な…ホッとした様な... 続きをみる

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  • 洗濯物と私

     眠れない夜…  保温カーペットに寝転び、毛布に包まって、斜め上に見える主人の遺影を眺めようとした。  洗濯物は、大概部屋干し。  遺影が洗濯物の陰になって見えない。仕方なく・・・  私の現在の仕事着は、いつもスポーツウェアみたいな物を着て出勤する。動きやすく薄手!これがいい!  寒い時には、ユニ... 続きをみる

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  • はぁ〜ん? 怠慢なんじゃないですかぁ?

     A君は、中3で身長は170cm以上、体重も90Kgはある。普段は穏やかだが、突然不穏になり他害行為がある。  1か月に1、2回短期入所で学園を利用する。  その日土曜日…  私は早出勤務だった。  朝6時半入り。  男の子のユニットの早出だった。  A君がいることも、A君についての情報も自分なり... 続きをみる

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  • 静かに生きる…

     私はもう…      がむしゃらに・・・      何が何でも・・・  生きなくてはならない訳ではないのです。  一人娘も自立して家庭を持ちました。義父母はまだ健在ですが、私の両親は他界しています。    だから…私がいなくても…    家庭があります。  哀しみを癒してくれる「愛」があります。... 続きをみる

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  • インフルエンザ!

     私はインフルエンザにかかった事がない!  いや!  今まで風邪を引いて熱が出ようが…しんどかろうが…病院へ行かず自力で治していた為、検査をしてこなかったからかもしれない。  周りにしてみりゃ!  迷惑な話だけれど…。  本当に以前の仕事は休めなかったんだ!!  今!  学園に入ってインフルエンザ... 続きをみる

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  • 2人でダンス

     アスファルトの道に…       落ち葉が踊っている。  冷んやりとした空気を入れ替えようと車の窓を開けてみた。  カサカサ  コソコソ…リズムを刻み踊っている。  ひょうきん者のあっちゃんは、よく郷ひろみの真似をして踊った。ある時は、マイケルのムーンウォーク… 私をいつも…笑わせてくれた。  ... 続きをみる

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  • 今も変わらぬ思い…

    「今から帰ってお昼寝でもしようかなあー。今日は、旦那が居ないし、幸せ!」 「旦那がいないから・・・ 幸せ!?」だと・・・! 私の職場には、夫を亡くした私と、今年7月に旦那さんを事故で亡くされた職員がいる。 その前で・・・ よくも言えたもんだ!と、ムッとした。 そうなんだよね。 分からないんだよね。... 続きをみる

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  • 2分の1のわたし

    (今から4年前の私のこころを覗いてみた。今もあの時のまま…) 私は何一つ変わっていないのに・・ あっちゃんがいないというだけで何もかもが・・・全部変わってしまった様な気がしてた。 見える風景が変わった。 あれから春が来て、夏が来て秋が来た。だけど・・・これまでの春とは、夏とは、秋とは違った。 周り... 続きをみる

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  • 泣きたいけれど泣けない!

    昔…から涙腺は弱かった。 テレビドラマを見ていても… 何かに…感動すると… 話しているうちにその感情が高まって… 涙となって表れることはよくあった。 主人が亡くなってからは… 本当によく泣いた。 毎日泣いた。 空を見て、海を見て…天井見て… 訳もなく泣いた。 そんな私だが…。 この頃…涙が出なくな... 続きをみる

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  • 幸せを探して…

     玄関を出ると、まだ…頭上に三日月があった。その周りには数々の星…が・・。  とても綺麗だった。    ところで夜なのか…?  朝なのか…!  いや!  間違いなく早出の通勤時刻だ!  朝なのか…やっぱり・・・  駐車場までの数メートル…。  澄みきった空気が痛かった。  真っ黒な空を見上げながら... 続きをみる

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  • 新幹線にはもう…乗らない!?

    「ご協力していただけないのですね!他のお客様は、同じ様な状況にあっても協力して下さっているのに…。協力して下さらないのはお客さんだけです!」  その乗務員は、最初から、まるで私達が非常識な…悪いことをしているかのように・・・冷ややかな視線と温かみのない平べったい言葉を再三にわたり投げかけた。  私... 続きをみる

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  • どこにいても…どんな時も…

     悩みを直ぐに口にして相談出来る相手は、親でも親友でも姉妹でもなく…主人だった。    でも…主人は違っていた。  私には弱音一つ吐いたことがない。  悩みなんて…あったのだろうか?  あったよね!     私が相手だから…。  言えなかったのだろう…。  経営の為の資金繰りも…自分の崩れゆく体の... 続きをみる

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