貴女と貴女のパパ
いつか私は死にます。
一番大切な貴方(娘)に、
大切な大切な人を亡くした私だから分かることを伝えておきたくて・・
貴女が、また笑って暮らせるように…
お母さん…
お母さんが・・・
この世にいなくなったことで…
二度と「お母さん」と呼べないことを悔やむでしょう。
その「お母さん」という暖かい言葉と、
その大きな存在が消え…たことが、
哀しくて…
辛くて…
しんどくて…
淋しくて、切なくて
悔しくて…
しばらく吐きそうなくらい…
胸を痛めることでしょう。
でもね…
泣きたいだけ泣いて…
しばらくして顔を上げてみると…
そこには、
貴女の…
貴女の旦那さんと子ども達が、しっかり貴女の居場所を守って立っています。
「ここに…居て・・」って。
そこは、
貴女のバラバラになった心に…
倒れ伏してしまった思いに…
少しずつ少しずつ・・・
温もりを与えてくれる一番落ち着ける場所です。
それも自然と…
流れるように…静かに…
貴女の心をうめてくれます。
私(お母さん)には、貴女のパパと貴女がいました。
私の心の全てでした。
貴女の未来…は、
その未来は…
お母さんとのものではありません。
旦那さんと…
子ども達で・・・
創り出す素敵な時間です。
お母さんは、もう…
貴女のことは心配しません。
貴女の笑顔を、
旦那さんと子ども達がつくってくれます。
貴女の心の全てになりますから…
大丈夫…
