絶望の底から青い空を見て・・・の人気ブログ記事
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仕事が終わって… 家に帰り駐車場に車を停めたら… しばらく車の中で音楽を聴きながら過ごすことがある。 ぼーっと・・・ 考えることなんて…なんにもない。 そう… いつもいつも・・・ 主人の事を考えている訳ではない。 なるべくなら、考えたくないくらいだ…。 悩みなんて… ... 続きをみる
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携帯の中に… こんなメモがありました。 主人を亡くして、そう時間も経っていない時に書いたものです。 思わず… 顔がほころびました。 ①番は… 一曲作りました。 娘とデュエットできます😂 ⑨番は… 大谷本廟へ納骨しました。 残り8個はまだできていません。 ②... 続きをみる
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どうのこうの… 言ったところで・・ 地球が逆転しても… 主人は帰ってくるはずないし… またやって来た「春」を感じられるのは「生きている」私だから… 私の「春」(娘家族)に会いに行ってきました。 あの日から9年… 毎年毎年同じように迎えても… 知らず知らずのうちに変わっていっ... 続きをみる
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休みの日は… 何処にもいかず… ただ…ただ・・・ 眠っています。 今日もそうでした。 ふと…目が覚め、 カーテンの向こうはまだ明るいことに安心し、 テレビのスイッチを入れました。 すると、 サザンオールスターズの🎵曲が流れてきました。 どうしたことでしょう…。 ... 続きをみる
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なっちゃんの夢は、アイスクリーム屋さんからパティシエになり、しばらく絵本作家だったのですが・・・ 何と今は「女優」です!! 実は、私… 女優になりたかったのです。 歌手でもいいかな(笑)って。 中学3年の時、国語の教科担と仲良くなり、今まで存在しなかった演劇部を立ち上げたこ... 続きをみる
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泣けば…泣くほど哀しくなった… 時も経てば… 経つほど哀しくなっていく。 終わりのない哀しみの日々に…疲れてしまった。 生きている限り続くであろうこの「哀しみ」…突然容赦無く襲ってくる「哀しみ」…に・・・ 「哀しむ」ことに… 疲れてしまった。 哀しめば…哀しむほど・・哀しくなるのであれば・・・ 哀... 続きをみる
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人は… 何故「海」に行きたくなるのだろう。 主人が死んでから… 毎日毎日… 仕事帰りに、休日に・・・ 海に行った。 真っ暗になっても… ただ波の音と、 月明かりに照らされる水面…を眺めながら… 何を考えていたんだろう… だぁれもいなくなって… 大音量の... 続きをみる
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なくなってしまった… 幸せな風景・・・ 私が一番幸せだった時・・・ 私の横に主人がいて・・・ 私の膝の上には娘が座り、目の前には、姉家族と妹家族が…。 食卓の上座には、「父」が… そして、食卓から少し離れたところで座っている「母」が… いつもい... 続きをみる
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高架橋の下の側道を右に回ると、私のアパートに通じる道があります。 そこは、通学路にもなっていて小さな小さな横断歩道があります。 いつもは、保護者や地域の子ども110番の見守り隊のおじいさんやおばあさんが横断旗を片手に子ども達の安全を守っています。 実は、 以前からずっと… 私がこの町に来... 続きをみる
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新しい場所に行くことで、 新しい仕事に就くことで、 新しい人と出会うことで… 私は生きられた。 哀しみや悔しさやで… 寂しさで、いっぱいいっぱいだった私は、 夕方、点々とつく明かりに、 賑やかな声がするスーパーの中で、 見上げれば輝いて見える星空に、涙... 続きをみる
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幸せ…ってなんだろう。 …って…いつ頃からか… よく考えるようになりました。 そして出てきた答えが、 自分自身の気持ちが「楽」になることでした。 そして、24時間のどの時間も「安心」して過ごすことでした。 その為には、 捨てる物もありました。 切り離すものもありました。 ... 続きをみる
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盆も正月も…私にはありません。 お盆と言われる(13〜15)日には仕事が入っています。 あっちゃんが一時的に帰ってくるそうですが… 私は忙しく働いています。 娘夫婦は、お婿さんのお母様の初盆ですから、そちらに11日から一週間行きます。 私は仕事するしか…ないでしょ! 日帰りでも、義父母が居ますので... 続きをみる
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楽しいことなんて… 楽しいことなんて、なぁ〜んにもありゃしない・・・それが人生ですか⁉︎ 人生に「楽しい」ことは… そんなに…ないのかもしれません。 だけど・・・ あの時は「楽しい」という感情とは少し違ってはいましたが、私は心の底から喜びを噛み締めていました。 「死が近づいている」... 続きをみる
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何となくできてしまった「希望していない4連休」 それを知った先月末… よし! この時ばかりは数年も前から考えていたのに、 ダメダメだよねー! なんか腰が重くて、めんどくさくて行けなかった眼鏡屋さんに今回ばかりは必ず眼鏡を買いに行こうと決めました。 実は、今使っている眼鏡は、娘... 続きをみる
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いつまで経っても… 自分を責めてしまうのは・・・ 悔しくてしかたないのは・・・ 主人との別れがあまりにも… あまりにも突然で、早かったからだと思う。 まだまだ二人でやりたいことだらけで… 娘を嫁がせ「これから」だった時だし… 人生まだ半分だったのに… 彼の素敵な50代、60代を見る... 続きをみる
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今からだからこそ…話せるが・・・ 娘が言ったんだ… 娘の挙式後3ヶ月で永遠のお別れをした父に代わるものがあるとしたら…と・・・。 それは、 突然の別れであった。 最愛の人との別れだった。 私は・・ 生きる力を、 生きる楽しみを、 生きる目的を、 未来を見ること作ることをな... 続きをみる
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昨日… のんびり韓ドラを見ている時だった。 携帯が鳴る ♪♪♪ 電話番号が表示される。 「知らない番号だ!」 名前が表記されない電話には出ないと決めている。 しかし… その時、 タイミングがよかったのか、何かに押されるように… 「はい…」と出てしまった。 受話器の向こうから、... 続きをみる
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生きてきたね・・・ よく生きて来れたよね・・。 これからどうなるのだろう…って、 どうしたらいいのだろう…って… 誰と生きてゆけばいいのだろう…て… 晩御飯はいつも一人になるのかなぁ⁉︎ もしかして作らなくてよくなったのかなぁ⁉︎ まさか! 主人が・・・ 「... 続きをみる
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「お母さん! 23日から実家に帰るけど… お母さんも久しぶりに帰らん?」 「婆ちゃん喜ぶと思うよ…」って。 婆ちゃん(義母)⁈ 婆ちゃんが本当に⁉︎ 喜ぶかぁ⁉︎(笑) コロナになってから… いや、それ以前からかもしれない。3年は帰っていない。しかし今は便利な... 続きをみる
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ゴールデンウィーク… 連休はもらえなかった。 娘の出産を控え、5月半ばからお休みを頂くので仕方がないと…諦めてはいたが…。 連休ではないが飛び石の…ある休日に、ひまわり園とかチュウリップ畑とか、お花畑が好きな娘に誘われて、ポピーの花畑に連れて行ってもらった。 しかし、菜の花を刈り取り、植え替えをし... 続きをみる
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病気は・・・ いけません。ね! 私を、泣き虫にしてしまいました。 そして、 しばらく… しばらく忘れていた… 主人の名前を連呼して泣いてしまう…という・・ いつからか私自身の中で封印していた行動を… 押し殺してきた感情と共に思い出させてしまいました。 最悪です。 病... 続きをみる
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12月… 私にとって… 不幸の始まりのゴングが鳴り、「死」と向かい合った毎日・・・。 現実を受け入れる事ができない精神状態の中で、宙に浮いたような、夢の中のような、そんな時を過ごした。 そんな「月」だったから・・ 未だに… 「新しい年を迎える」新鮮で清々しい気持ちになれず・・・ この月... 続きをみる
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今年の夏だった・・・ 一通の… 今、住んでいるAP管理会社から手紙が届いた。 「管理会社が変わる」という報告だった。その為、継続して住むか引っ越すか…に関わる内容のことが、サッと見た感じ書かれていた。 めんどくさい!! どうでもいい!! 今月まで…ほっといていた。 だけど…今になって... 続きをみる
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「人」として… 生まれたことの一番の「幸せ」は、 人を「愛する心」を知ったことだと思う。 「愛おしくて…愛おしくて・・」そんな気持ちを味わうことが出来たこと… 生きててよかった。 だけど… 生きていると… これ以上ない苦しみを味わうことになる。 「愛する」ことを知ることが一... 続きをみる
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もう一度… 主人を愛した様に・・・ 他人を「愛して」みたい… そんなこと…は、 できるとは思わない…が・・・ もし他人を愛することができたなら… きっと… 人生が変わるのだろう…と思う。 しかし、 どんなに心の扉を開けてみても 主人を愛した時... 続きをみる
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韓ドラに、 ちょくちょく出てくる「末期の肝硬変」 本人は、死亡するか肝移植をする。 その場面を見ると…考えさせられてしまう。 無知だったあの頃の自分を悔み責めてしまうのだ。 所詮ドラマには違いない。 作り話とは分かっているが、「助けられる方法」「延命できる術」があったのではないかと…今に... 続きをみる
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サプライズが大好きな私は、娘と突然の「お宅訪問」を実行しようとしていた。 姉のいる博多に… ホテルを予約して、 娘となっちゃん、ゆりちゃんと。 2泊3日で行くつもりに。 去年行った海にも行こうと「水着」も入れた。 なっちゃんの夏休み第二弾だった。 だけど… 台風6号💢💢?... 続きをみる
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つくろっている自分…がいる。 向上心もなけりゃ、他人からの評価なんて関係ない!なんて… 豪語していても… どこかでやっぱり意識している。 未だに夫との「死別」の話は一切しないのが、私のこだわり…。 一人…アパート暮らしをしていることは知られてしまっているが…自分からその話をすることはな... 続きをみる
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ゆりゆりの誕生予定日は、 私の誕生日と同じでした。 こんなこともあるもんだって。 それはそれで楽しみにしていたのですが、早く会いたいと思うママは、ゆりゆりを予定日より4日早く出産し、私達と会わせてくれたのです。 始めは、娘婿のお母様にそっくりで… 実は、ギョッ!(笑)とし・・... 続きをみる
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世捨て人…のように… 生きてきて八年が過ぎ… 実家から離れ… 二人で暮らした家を捨て… その町から離れ… 仕事を変え、結婚してから知り合った人達との交流を避け… 私はまるで・・・ 別人を装い… 不幸を背負っている私であることを忘れたかのように… 私であって ... 続きをみる
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人には… 幾つかの命の花があって… 満開に開く命の花と… 八分咲き…六分咲き・・の命の花… そして蕾のままの花もあって… 満開に開いた命の花は、 「どんな人生だったか!」自分の人生を語る上での代名詞にもなる訳で・・。 「仕事」に生き富を得た人生…だった人は、「仕事の花」が満開に咲き... 続きをみる
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ぐちゃぐちゃに… 皺くちゃになってしまった心は、 以前のような皺のない心に戻ることはない。 それでも… そのままでは… 何も吸収できず… 皺くちゃになっている角が… たまに心に強く突き刺さり… それが、痛くて…痛くて…。 悲しくて… 血が滲み… また、皺が深くなるから…... 続きをみる
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3月は別れの季節… 別れ・・・ 出会ったからには必ずある「別れ」 友との別れ… 恋人との別れ… 愛おしい人との別れ… 職場での別れ… 日常的な別れ… 一時的な別れ… 永遠の別れ… 私も歳を重ねてきたから… 沢山…のいろいろな別れを経験... 続きをみる
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職場とアパートの往復… 休日は・・・引きこもり… 姉から送られてきた写メで、まだまだ向日葵が綺麗に咲いていること知った。 娘が大阪に行ってから・・・ 「一人」では… 出かけることがない私は、季節を感じ楽しむのは通勤中の車の中だけだ。 窓から入る風であったり… 街路樹の様… 空... 続きをみる
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「ゴースト」(洋画)という映画で、突然死んでしまったサム(主人公男性)は、 愛する人へ伝えることができない 愛の大きさを・・・ 真実を・・・ 現実を・・ 必死に伝えようとした。 見えない自分の存在を分からせるために、物を動かしてみたり、人(霊媒師)の力を借りてみたり・・サムは、死んでしまってからも... 続きをみる
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最低気温−4と… 表示された日の夜。 私は遅出勤務だった為21時に仕事を終わらせ、車を走らせた。 今年も走り始めて1ヶ月が経とうとしている。 物価高騰… 電気代が上がったのかは、よく分からないが… ガソリン代も高いままだし… いつも立ち寄るスーパーに並ぶ物も値上がりしているか、商品自体... 続きをみる
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新しい年を迎えて… 5日が過ぎた。 今日は父の誕生日。 生きていたら何歳になるのだろう。3日後の8日は母の誕生日だ。 母も…(生きていれば・・) 何歳なんだろう。 新年早々…二人の誕生日はあったのだ! 結婚してから・・・ 年が明けると、義香家でひと通... 続きをみる
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「あけまして おめでとう ございます」 社会人として… 必要な時には口にするが… 私が捨ててしまった言葉の一つ。 もしかすると、8年前のあの日に、一番最初に捨てた言葉かもしれない。 愛する人との死別は、常識も、社会の通念と言われているものも関係ないものにさせていっ... 続きをみる
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静かに過ぎゆく毎日を願いながら… どこかで以前のように… あの人がいた時のように… まだまだ力強く動き回っていたい…と思う。 みんなといたら… 笑い転げ力一杯楽しめていた自分に戻りたいと…思う。 だけど… どうだろう。 頭の片隅から消えないものがある。 何をしていても… い... 続きをみる
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セルフネグレクト… 「セルフネグレクト」とは、自分自身の基本的な生活を顧みない行為だそうです。 衛生面や服装、食事などに気を配ることがなくなり、自ら他者に対して援助を求めることができなくなる状態なんだって。 セルフ・・・ 自分自身でするということですよね。 セルフサービスっていう習... 続きをみる
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主人が生きていたら…って・・ 何度…想像しただろう。 毎日毎日思ってた。 毎日毎日探してた。 毎日毎日・・・ 旅行先の道中で… 買い物をしているスーパーで… 通勤中に… 暗い夜道を歩いているときに… 車窓からふと見る光景に… あの時の優しいまま... 続きをみる
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多分… まだまだ続くと思う今の暮らし・・ 自分で始めた事だけど… 随分…長くなったし・・・ 当時と、環境も… 気持ちの持ち様も… 変わった。 一人で過ごすことに「楽」を覚え、人との関わりを浅くもなく深くもなく「適当」に「めんどくさくない」程度の関係にとど... 続きをみる
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何をするのも… めんどくさく、 旅行の計画立てよう!って話になっても… 腰が重く、 今直ぐにでもやらなければならないこと知っているのに… 全くやる気が出ないのは、 全て、あなたのせいです。 私が、 思い切り… 笑ったり、楽しんだり、何かに一生懸命になったり・・・ ... 続きをみる
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カッコいいあなたが好きだったから… きっと、病院のベッドで横になっているあなたをずっと見守るだけの生活なんて… やってられないわっ。 笑ってるあなたが好きだったから…目を閉じて喋られないあなたなんて… 一緒にいてつまらない。 よく笑わせてくれるあなただったのに… 辛くて寂しくて、... 続きをみる
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新幹線の中です。 二つの台風が来ようが… 鬼が来ようが… 私にはそんなの関係ありません。 私には大切なものがあります。 それに… 一人になってから… 主人を亡くしてから… 「死」を含め、怖いものはなくなってしまったように感じます。 こんなこと言うと、 非常識で、 今もなお被... 続きをみる
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「スキルを磨き積み上げて下さい」だって・・ 毎月毎月「今月の目標」の自己反省レポート・・・あ〜ぁ…・・・ 月初めの5日までに、目標が達成できたかできなかったか。何ができ、何ができなかったのかを書き出し提出する・・・小学生かっ! あ〜ぁ… 「そんなことどうでもいいんだよねー」 スキルを積み... 続きをみる
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穏やかに過ぎる毎日が、 どんなに幸せなことか・・。 ただ・・・ ただ残念なことに、 私には上等な特技も… 一人で夢中になれる趣味も…ない。 この穏やかな時間を… 有り余るほどの自由な時間を… 生かせる術を持ち合わせていないという訳だ。 特技や趣味… 興味や関心… そ... 続きをみる
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あのヤロー! 何を食べさせやがった💢💢 皆んなで実家に帰り… 少し早いなっちゃんのbirthdaypartyをし… 手作りの料理…を頂き、 久しぶりに会えたお義母さんお義父に感謝感激したのも束の間… ほんと!束の間ーーーー! 食べて泊まって帰ったその日の夜中・・・に... 続きをみる
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おい! おい! さとみさん!! 貴方はこの数年… 何してたんですか! 時々、 私の心の片隅にまだ残っていたほんの少しの「向上心」のような… 「再生力」が・・・ 私の人生を再構築しようとしているようです。 私のすっかり硬くなってしまったと言うか… 無気力、無関心になりつ... 続きをみる
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夫を亡くして… 私を苦しめたのは、 容赦なく覆い被さってくる自責の念だった。 心が押し潰され、壊れるまで痛めつけられた。 それは、 時が過ぎようとも… その力を緩めようとせず… 泣いても泣いても… 泣けば泣くほど・・ 叩きのめされていった。 最愛の人の死は…... 続きをみる
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「旦那がおる時には、何でもかんでも多めに作って、冷蔵庫や冷凍庫で保存しておいたから、いつでも食べ物があったんやけど… 今は、冷蔵庫空っぽ!の時があるんよねぇ。 ビール飲まんし、隣の従兄弟も、旦那が死んだから飲みに来んようになったし・・・ 冷蔵庫もいらんわっ…。」 ・・・って、2年前の夏... 続きをみる
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私の生き方… 「これしかない」とも思っていない。まだまだ、変わる余地はあるし、私自身も変わりたいとも思っている。 私の人生… どこで狂ってしまったのかは、はっきりしている。 まさか…こんな人生を送ることになるとは本当に! 本当に思わなかったのも事実だ。 死別後1年… 私は、目... 続きをみる
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無性に… 突然… 泣きたくなる時がある。 その日・・・は、 従姉妹のかよ姉ちゃんが… 私の心に降りてきた。 (今日はかよ姉ちゃんかぁ…) かよ姉ちゃんは、母の姉の長女だった。 母は四人兄弟の末っ子。 母と母の姉(一番上)は、結構歳の離れた姉妹だった。 だから、かよ姉... 続きをみる
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「えっ、また!入院!!」 私は怒っていた。 そして呆れてもいた。 主人は10回以上、入退院を繰り返した。 一ヵ月程度入院したら、ケロッとした顔でひと回り小さくなって帰って来ては、お決まりの禁酒生活をしばらく続けた。 私は、 もう… 入院中に付き添うことはもちろん見舞いに行くことも... 続きをみる
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あなたを見送って …何年になるのか…。 あの日から何日・・・ 今日で…◯ヶ月・・・ 今日は◯回目の月命日…。 初めのうちは、主人と会えなくなってしまった時間(年月)を何故か正確に数えていた。 誰かに確認する訳ではないのに。 ただ…正確に「別れた日」を胸に刻み…そして声... 続きをみる
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主人を亡くしてから… 死にたい訳じゃないけれど… そんなに・・ 生きたい訳でもなくて… ただ…ふわふわ生きてきた。 私の… 私のための人生は… もう…終わったことを感じながら… 一生懸命生きること… やり遂げた満足感を感じることに夢中になっていたこと… ... 続きをみる
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春ぅ〜🌸 雨でしたが… なっちゃんの卒園式でした。 なっちゃんの誕生は… 私の人生の分岐点になりました。 大きな決断をする為の最大の要因となったのです。 このまま、主人がいない家に一人住み続けるのがいいのか。(一応長男の嫁である訳ですから)そして、私はこの家の今後を担っていくべき存... 続きをみる
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この…広〜い空の下・・・ 主人と出会った。 家事も育児も仕事もプライベートも…思い通りにさせてくれた。 好きなように… 自由に生きさせてくれた。 私の私が望むまま…のことを…。 主人はいつも優しい笑顔で見守っていてくれた。 そんな人だった…から… 私の人生は、 私の... 続きをみる
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女性は… 強いです!! 主人なら… 病気が悪化していると思います。 主人なら… 痩せ衰えていると思います。 私は… ここ4、5年… 体調を崩したことが2度ありましたが、コロナ禍になっても風邪一つ引いていません。 10kg痩せた体も・・・ 主人の死後2、3ヶ月で元に戻... 続きをみる
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生きて…共に過ごす時間… 。 本来ならば・・ 夫(伴侶)と過ごす時間が… お互いに病気もせず健康であれば… 母 とよりも… 娘 とよりも… 長い・・時間を共にすることになるのだろう。 新婚時…若い時の二人… 仕事から帰って慌てて晩御飯を作るのが楽しかった。(ほとんど義父... 続きをみる
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明日と言う日に期待なんかしていなかった…。 明日と言う日は、私にとって、希望も夢もない未来だと思っていたから…。 しかし、そんな時でも… 私が居るこの場所にも… 他の人達と同じように青空が… 絶望の遠い底であっても眩しい光が差し込んできた。 その光のある方を向いた時思った。 私... 続きをみる
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家を出る時… 遺影に向かって手を合わせ… 「行ってきます!」と言う。 玄関の扉を閉め駐車場まで出ると、大きな空が広がる。 毎日毎日… 雨だろうが、嵐だろうが・・ 空を見上げる。 そこに…主人がいるかのように・・ 今日も空を仰いだ。 今日は、また夏日。 一気に夏に戻ったみたいだ... 続きをみる
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休日は二人で遊んだ。 遊びに行った。 私はカレンダー通りの勤務だったので…毎週2連休!! 休日の1日は、家の事をして過ごした。そして時間があればとにかく寝た。 もう1日は… 主人と出かけた。 夕食は決まって外食だった。 肉が嫌いな私は、家で肉料理はほとんどしない。 だから主人... 続きをみる
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同じ伴侶との「死別」でも、 年齢… 死因… その時の家族構成… (幼い子どもや学齢期の子どもがいるor 離れて暮らしているor 嫁いでいるor いない等) 自分の両親や兄弟の有無… (近所に…遠くに・・) 自分の仕事… 等々が絡み合って… 哀しみの深さが・・・ もち... 続きをみる
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暑い夏が来た! 主人が大好きな夏だ! 祭りが大好きだった! 生ビール片手に屋台でイカ焼き買って… 暑い夜だけど… その暑さが不快に感じることもなく… 首筋を流れる汗も… あの頃は、 キラキラ輝いて見えたなぁ。 うちわで仰いだぬるい風… 娘の手を取り…屋台が続く道を歩く。 随分前のことだけど・・ コ... 続きをみる
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両親を亡くし… 夫と死別し・・・ 小さなアパートで一人暮らし・・・ なんて… 今、勤めている職場には、私の様な環境に在る人は誰もいない。 私だけだ!… 私は本当に不幸だ! 惨めだ! と、ここで…以前なら悔しくて哀しくて胸が締め付けられ泣いていた! 今も、たまにはある! ... 続きをみる