生きていくためには、 お金が必要。 生きていくためには、 仕事が必要。 生きていくためには、 暖かい場所が必要。 生きていくためには、 仲間が必要。 生きていくためには、 愛する人が必要。 生きていくためには、... 続きをみる
絶望の底から青い空を見て・・・の人気ブログ記事
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ひと回り上の従姉妹「かよ姉ちゃん」に、 小学生の頃…は、毎年・・ お盆には浴衣着せてもらって、 きれいにお化粧してもらって、 つけまつ毛も…つけて・・ 髪もセットしてもらい… 大人になったような時間を楽しんでいました。 私は、 三姉妹なのですが、 私が一番「化粧」に興味があ... 続きをみる
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生きる…って・・・ 楽しいものだった。 ゴロゴロしてるだけで嬉しかった。 ボーとテレビを見ているだけで心が安らいでいた。 「今日、何食べる?」だけでもワクワクした。 夏休みには◯◯に行こうね!…なんて話になろうものなら…天にも昇りそうな気持ちになった。 そう… 貴方が亡くなる... 続きをみる
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母が死んだのは私が41歳の時でした。 父が死んだのはそれから7年後のことでした。 母の死は、 「死」というものを… 「死」というものが存在することを知ることになりました。 衝撃的で信じられない事実でした。 そして「死別者」の本当の哀しさを教えてくれました。 本当に人は死ぬん... 続きをみる
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泣けば…泣くほど哀しくなった… 時も経てば… 経つほど哀しくなっていく。 終わりのない哀しみの日々に…疲れてしまった。 生きている限り続くであろうこの「哀しみ」…突然容赦無く襲ってくる「哀しみ」…に・・・ 「哀しむ」ことに… 疲れてしまった。 哀しめば…哀しむほど・・哀しくなるのであれば・・・ 哀... 続きをみる
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主人を感じるもの…から、 主人を亡くし「死別者」となってしまった私を知る人…から、 遠ざかることが、私の「死別後の生き方」だと考えました。 主人と建てたこの抜け殻の家… 義父母… 嫁ぎ先で知り合った人達… 大好きな仕事…も・・ その…何もかもを煩わしく感じました。 死別者... 続きをみる
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いつの頃からか… 私の道… ズレていってしまってたんだなぁ・・ って…気付かされた。 私がしてきたことが・・ 否定されたような… ただの我儘で・・・ 独りよがりだったような… そんな…「時の過ごし方」をしてきたようだ。 私は何をそんなに... 続きをみる
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私には友達がいない。 なんでだろう・・・ だから… 主人が死んだことを話し… 腹の底から恨み言の一つや二つ…言ってやりたかったのに… それを言える人がいなかった。 母もいなかったし…。 父もいなかった。 ずっと黙って生きてきたから… ずっと隠して生きてきたから…... 続きをみる
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私には… 主人の死後・・・ 私の心に優しいメル友ができました。 一人は、時々私のブログに出てくる電気屋さんの奥様です。 主人と電気屋さんは同級生です。 私の家の電化製品は全て彼のお店で買ったものでした。彼は、主人が亡くなる少し前(9日前)に、主人を先に逝って待ってくれているかのよう... 続きをみる
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夫が生きていたら・・・ 私はきっと幸せだろう…って… 根拠なく思ってはいるが… 本当に… そうだろうか・・・。 それは… 「いないから」・・・ そう思うのであって… 「いないから」・・・ 妄想しているのであって… 「いないから」・・・ 会いたくて会いたくて…... 続きをみる
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それだけ食べて… 韓ドラ見て泣いたり笑ったり… 好きな時に風呂に入り… 夜、眠たくなったら寝て… 「お前は幸せ者だよ」って・・ 空の上から、笑って呆れているだろうなぁ…って思う。 「爺さん!婆さんほっといて!」 「行きたい時に孫に会いに行き、好きな時に旅行する。」… 「お前は幸せ者だよ」って... 続きをみる
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夫が生きていたらなぁ…って・・ 幾度となく思った。 夫が生きていたら…って・・ 夫が生きていたら…って… あらゆる場面を想像した。 夫が生きていたら… 生きてさえいれば… 私は幸せだったはず!って根拠もなく…そう思い信じた。 だから、 ... 続きをみる
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つくろっている自分…がいる。 向上心もなけりゃ、他人からの評価なんて関係ない!なんて… 豪語していても… どこかでやっぱり意識している。 未だに夫との「死別」の話は一切しないのが、私のこだわり…。 一人…アパート暮らしをしていることは知られてしまっているが…自分からその話をすることはな... 続きをみる
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生きてきたね・・・ よく生きて来れたよね・・。 これからどうなるのだろう…って、 どうしたらいいのだろう…って… 誰と生きてゆけばいいのだろう…て… 晩御飯はいつも一人になるのかなぁ⁉︎ もしかして作らなくてよくなったのかなぁ⁉︎ まさか! 主人が・・・ 「... 続きをみる
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納骨しました… 考えてみれば・・・ あの日からずっと… そう… 7年前から… 主人は 私の側にいませんでした。 それでも… 私の心の中で生きてる! いつも空の上から見守ってくれている!なんて… そんなこと・・・思っていました。 私の独りよがりでした。 主人の遺骨を... 続きをみる
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任務完了! 最近の小学生の宿題は少ないですね。 昔は、 小学校1年生なら、 夏休み帳 絵日記 工作 絵 習字(硬筆) 漢ド、計ド1ページずつ 朝顔の観察(科学研究) 働く親が増えたからでしょうか。 絵日記も朝顔の観察も2日分だけ。 工作などの作品は、希望者のみ。 しかも、 ... 続きをみる
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見慣れた街… 知り合いは、数えるくらいしかいないけれど… 住めば都…とはよく言ったもので… 一人でもそれなりに生きてゆける。 夫がいなくても… 両親がいなくても… 娘が近くにいなくても… 親友がいなくても… 生きてゆける。 今の生活…は、 もしかして…私に合っているのかもしれない・・・なんて思え... 続きをみる
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悲しすぎるから… どうにかして気持ちを前向きにしたいと…思った。 そうする為には、時として「悪魔」にも「非常識な人間」にも・・・なる必要があった。 人は… 自分の「ものさし」で「自分と他人」を比較することがある。 「死別」を生きる中にあっては、かなりの頻度で…その「ものさし」を使った。... 続きをみる
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『運命は変えられないけれど人生は変えられる』という・・・この言葉を再度考えてみる。 あっちゃんとこんなにも早く永遠の別れをすることになったのは、私の「運命」だったのか。 ならば、あっちゃんがこんなにも早く死んでしまうことは、あっちゃんの「運命」だったのか。 こんな「運命」があることを… もっと…も... 続きをみる
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仕事帰りに必ず立ち寄る娘のアパート…。 ドアホンを鳴らすと、娘となっちゃんが笑顔で迎い入れてくれる。 「ただいまー」って、笑顔で答える。まだ、3日目だから大した仕事はしていない。だから5時半には帰れる。 「ただいまー」なんて…何年ぶりに言っただろう。 しかも、 陽がまだこんなにも高いうちに帰れるな... 続きをみる
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今日は、研修の為久しぶりに新幹線に乗った。 「◯◯◯◯経営者募集」ビルの屋上に置かれたコンビニ経営者を募集する大きな看板・・・を目にした。あっちゃんの命を削りとったコンビニの看板だった。 時計を見ると、7時28分。モーニングコーヒー片手に、見慣れた町並みではあったが、その移りゆく様をのんびり眺めて... 続きをみる
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毎月11日・・・あっちゃんの友達の月命日。 彼は、電気屋さん! 笑顔の素敵な電気屋さん! あっちゃんの同級生。高校も大学も違うので、どのようにして知り合ったのかは、今となっては分からないが、我が家の全ての家電は、彼のお店で買い、彼が取り付けた物。 友達でありながら我が家の大事な電気屋さん。 あっち... 続きをみる
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12月 30日 絶食開始。 血液検査。 今日から、24時間の点滴。 水さえ全く飲めない。 大切なのは、尿の量の管理。 この日は、まさか、死が近づいているなんて思いも寄らなくて、彼を病室に一人残して帰ってしまった。 12月31日 この日も、やっぱり水も飲めない。自分で尿を取るのが面倒くさいらしく、尿... 続きをみる
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鏡を見るのが嫌になる時があります。 私の携帯の写真ブックには、かなりの枚数の写真があります。 もちろん10年前の写真もあります。 携帯だと、人差し指をピィン!と上に弾くだけで過去のワンシーンを甦らせることができます。 大きなベッドに横たわる主人の横でマスクをした私が・・・ 辛そうに… それ... 続きをみる
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先日… 奥様を亡くされたメル友からメールが届きました。 「心配かけてごめんなさい。 僕はまだ洗礼を受けていませんが、クリスチャンです。実は早くに3人目の子どもを亡くしています。子どもは無条件で天国にいけます。妻は天国で子どもと新しい生活をスタートさせていると思います。 僕もその時が来たら… ... 続きをみる
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携帯を開いた時… 突然・・昔の写真が出てくる時がありますよね…。 音楽🎵が流れ… ◯◯の思い出のような・・ 今日…パッと携帯の画面に なっちゃんの写真が写されたのです。 保育園に行く前でしょう。 まだ、大阪へ引っ越す前のことです。日付を見ると、 2019.5.17… ... 続きをみる
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道路に面した一方の壁は、丸型にして大きな窓(出窓)をつけよう! リビングの角には六畳程度の和室を作り、お客様が来た時に対応できるようにしよう! そして、リビングとその和室は、2、30cmの段差を付けて、開けるとそこに腰掛けられるように…。 皆んなで集まる場を作ろう。 娘の部屋には沢山の光... 続きをみる
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もう…どうしようもないのに・・ 主人は死んじゃったし… あれから10年も経ったし… 私もいい加減…歳取ったし… 今更恋愛をする訳じゃなし、 今更バリバリ仕事して、キャリアバーサン狙っている訳じゃない。 旅行するにも足腰痛いし、そこら辺で終わるようになったし、 おまけに… 流行の... 続きをみる
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自由に生きるために… 楽に生きるために… 選んだ結果が今…。 あの時… 私のことを知る人が誰もいない場所に行きたいと望み行動した結果は、賛否両論はあれど間違いなかった…と、 今でも続いている現状がそう・・裏付けている。 しかし、当時・・・ 私の両親が生きていたとしたら… ... 続きをみる
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今日は命日… 10年経っても… この日だけは・・ 時計が逆に回る。 主人を亡くしたあの日の私に 戻ってしまう。 10年… 何が変わったんだろう・・・ 変わったさっ!! 随分変わった・・・ すごく変わった!! だっ... 続きをみる
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10年間を無駄に生きてきてしまったのだろうか・・・。 そう思いたくはないが…。 時々…そう思う・・・ 主人の死は、想定外だった。 その死後をどう生きるかが、私に課せられた使命であり、私自身の人間性であったり、力量(克服力、創造力)が試されたりする時間であったのではないだろう... 続きをみる
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死別後を・・・ 哀しみながらも「貴方の分まで…」と、背筋を伸ばして自信を持って生きることができなかった。 できれば… 死別者だと分からないように… 配偶者が「亡くなった」と言うことを知られないように… 何故かそんなふうにして生きてきてしまった。 どうしてそんな生き方をして来たのだろう... 続きをみる
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午前11:57… 娘が生まれた。 分娩室の前にいた… 主人… 母… 父・・・は、 もう…いない。 義父、義母は元気だ。 と! 思っていた。 しかし、 昨日… 義母に少しだけど痴呆の症状があると聞いた。 ショックだったけれど。... 続きをみる
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心地よい言葉… 言われて嬉しいこと… 言って欲しい言葉… 聞きたい言葉…が私にはあります。 あの人の… あの言葉に救われた! あの時のあの言葉で… 気持ちが変わった!なんて… 人が生きていく上で、人からもらった言葉が「強み」になる事があります。... 続きをみる
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ずっとそばにいると信じた人が… 突然いなくなって… 前にも横にも後ろにも、もうその姿を見ることはできない現実を突きつけられた時、 哀しむより他はないだろう。 探したよ! 初めの頃は・・・ 車を停止した信号待ちで、 地元に帰った時は、よく通った場所で、 沖縄で、 人混みの中で… ... 続きをみる
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葬儀場に並べられた椅子は、通路を挟んで、4席4席がきちんと整列されていた。 祭壇 ◯◯◯◯ ◯◯◯◯ ◯◯◯◯ ◯◯◯◯ ◯◯◯⭕️ ◯◯◯◯ ◯◯◯◯ ◯◯◯◯ 私の前には妹が座った。 その横には、義弟(妹の夫)。 その横には姉がいた。 そして隣に義兄(姉の夫)が座っ た... 続きをみる
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遅出の仕事は、21時まで。 21時解放されてユニットの硬い扉を開けると、雨が降っていました。この頃朝夕は、秋の気配を感じることも多くなりました。 仕事が終わった疲労感と解放感。ユニットの入り口の傘立てには、透明の傘が2本ありましたが、何故がその時… このまま歩こう! …って思い... 続きをみる
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なんだろう… いつも感じるこの気持ちは・・・ 特に早朝… 車を走らせ信号待ちで止まって、まだ暗い空を見上げている時に心が・・ 「そう…」つぶやく。 「仕事が終わったらすぐ帰ろう・・」って…。 誰もいない独りぼっちのアパートだけど、私は一刻も早く「そこへ」帰りたいと思う。 「仕事が終... 続きをみる
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10年という年月… 10年…経ったのかぁ・・・。 子どもの頃の1年、1年・・とはわけが違い… ただ息をしているだけだったような・・・ 哀しみが溢れ出ないように… 励ましの言葉や慰めはいらないから… 素性を隠し・・・ まさに「死んだように」生きてきました。 人生... 続きをみる
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人は「終わり」が分かると安心する。 試験勉強だって、 登山だって、 治療にしても、 仕事も、 「終わり」が見えると嬉しくなる。 知的障害者施設で働く私は、利用者さんに「終わり」を伝えることを大切にしている。 学齢児を担当していた時には、一日の日程を表したカードを居室に掲げた... 続きをみる
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もう…そろそろ 終わりにしたい・・・ そう思う一方で、 消極的な生き方をしながらも、私は自分の心に素直に生きてきました。 「がむしゃら」にではなく、 「一生懸命」でもなく… 自由に… プカプカ浮かんでいるかのように… 力を入れず、 気にせず、 思うよう... 続きをみる
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知っていた… 分かってもいる・・・。 「幸せ」がある場所も…。 これから…どう過ごせばよいのか… 自分が望んでいることは何か… 今!しなければならない事は…も。 全部… 全部分かっている。 だけど…できない・・ 動けない... 続きをみる
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仕事が終わって… 家に帰り駐車場に車を停めたら… しばらく車の中で音楽を聴きながら過ごすことがある。 ぼーっと・・・ 考えることなんて…なんにもない。 そう… いつもいつも・・・ 主人の事を考えている訳ではない。 なるべくなら、考えたくないくらいだ…。 悩みなんて… ... 続きをみる
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休みの日は… 何処にもいかず… ただ…ただ・・・ 眠っています。 今日もそうでした。 ふと…目が覚め、 カーテンの向こうはまだ明るいことに安心し、 テレビのスイッチを入れました。 すると、 サザンオールスターズの🎵曲が流れてきました。 どうしたことでしょう…。 ... 続きをみる
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世捨て人…のように… 生きてきて八年が過ぎ… 実家から離れ… 二人で暮らした家を捨て… その町から離れ… 仕事を変え、結婚してから知り合った人達との交流を避け… 私はまるで・・・ 別人を装い… 不幸を背負っている私であることを忘れたかのように… 私であって ... 続きをみる
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「旦那がおる時には、何でもかんでも多めに作って、冷蔵庫や冷凍庫で保存しておいたから、いつでも食べ物があったんやけど… 今は、冷蔵庫空っぽ!の時があるんよねぇ。 ビール飲まんし、隣の従兄弟も、旦那が死んだから飲みに来んようになったし・・・ 冷蔵庫もいらんわっ…。」 ・・・って、2年前の夏... 続きをみる
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無性に… 突然… 泣きたくなる時がある。 その日・・・は、 従姉妹のかよ姉ちゃんが… 私の心に降りてきた。 (今日はかよ姉ちゃんかぁ…) かよ姉ちゃんは、母の姉の長女だった。 母は四人兄弟の末っ子。 母と母の姉(一番上)は、結構歳の離れた姉妹だった。 だから、かよ姉... 続きをみる
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ぐちゃぐちゃに… 皺くちゃになってしまった心は、 以前のような皺のない心に戻ることはない。 それでも… そのままでは… 何も吸収できず… 皺くちゃになっている角が… たまに心に強く突き刺さり… それが、痛くて…痛くて…。 悲しくて… 血が滲み… また、皺が深くなるから…... 続きをみる
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そうしないと… 耐えられなかった… 目の前で、大切な人を失った自分を許せなかった。 愛する人を失った時の苦しみや絶望感は言葉で表すことなんてできない。人に話そうとも、分かってもらいたいとも思わないが…。 本当に苦しかった。 本当に・・・ だから、 誰も知る人のいない街へ… あ... 続きをみる
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問題を出すのは私…。 答えを決めるのも…私。 今年もここにいますか? います。あと1年はいます。 今年は、生きることに自信を持つため何にチャレンジしますか? サークル活動(ミュージカル)に参加します。 主人の死で、あらゆるものが無くなりました。何かを一つ取り戻しましょう。 それは…なんだろう。 繋... 続きをみる
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今日は、一人で高速を2時間走らせ義父母の待つ?家に帰りました。 目的は、スタッドレスタイヤ交換のためですが…。1か月に一度は、もう嫁ではなくなったとしても、あっちゃんの両親の元気な姿を見て安心して、私の近況を少しだけ話すためです。 帰りに、いつものようにお花屋さんに行き、まだ咲きかけの白い菊の花を... 続きをみる
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心の何処かで… 一人になりたい…と・・ 誰も…私を知る人がいない街へ行きたいと・・そして、誰にも、 哀しみを背負って生きていることを悟られまいと・・ 生きて来たはずなのに…。 心の何処かで…求めていた。 この街で、 気心が許せるような仲間ができたら、私の事を話してみよう…。あっちゃんのことも、家か... 続きをみる
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やるしか…ないか! しばらく仕事に没頭してみよう。 心の癒しは、なっちゃん! お盆も働くことにしました。 仕事の鬼になる…。
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「お母さんは、絶対に大丈夫や! 人間・・・ そんなに簡単に死ねない!」 暗い高速道路を猛スピードで走る車の中で交わしたあっちゃんとの会話だった。 13年前の6月22日、午前2時過ぎ、けたたましく鳴る電話の音で飛び起きた。時間的にも、ただ事ではないだろうと察した。 受話器の向こうから聞こえてきたのは... 続きをみる
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木漏れ日がすごく気持ちいい。 目を閉じて、車のシートを少しだけ倒して、好きな音楽でも聴いていたら、深い眠りに入ってしまいそう。 ・・・・そんな午後 私は、あの海にやって来た。 砂浜の波打ち際を散歩する夫婦がいた。太陽とは反対側の東の方角に向かって2人肩を並べて歩いている。 たまに、顔を見合わせ・・... 続きをみる
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明日・・・あっちゃんの 四十九日法要 会いたい。
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私の家は、病院から40分の所にある。 同じ敷地内に義父母が暮らしている家がある。あっちゃんは、長男なのだ。 義父母には、帰ってもらった。 29日からの緊急入院騒ぎで、義父母も相当つかれているにもかかわらず、今日は、息子のたった24時間の死の宣告をうけ、さらに、その命の期限を「延命処置をしない」とい... 続きをみる
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「24時間の命」 2014年12月31日、医師から そう告げられた。 「えっ⁉︎今日死ぬってことですか?」 しっかり私の目を見てうなづく医師。 分かっていたような気がする。なんとなく予感してたような・・・。 「明日も、体すっちゃるからね。」 そう、約束したのに・・・・・。 二度と一緒にお風呂に入る... 続きをみる