絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

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    1人しかいない友達…覚えてくれましたか? 小学校教諭で独身の女性です。 彼女の事は、苗字の一文字を取って 「たっちゃん」と呼んでいます。大学で知り合ったその日から…ずっとそう呼んでいます。 彼女は私のことを、「さとちゃん」と呼んでいます。 卒業して約30年…喧嘩もしました。音信不通になった時もあり... 続きをみる

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    使い掛けの洗顔クリーム 使い掛けのシャンプー・・・ 使い掛けの化粧水と乳液 使い掛けの香水 使い掛けのムース・・が いつもの場所に、動かした痕跡もなく 置かれている。 賞味期限切れのゼリー 賞味期限切れの焼肉のタレ 賞味期限切れのすき焼き風牛丼が、 随分前から冷蔵庫に・・・ とうとう誰も食べないも... 続きをみる

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    カーテンを開けると、見慣れない風景が広がっていた。 夏・・・ 始まったばかり! 朝から、夏が来たことを喜んでいるかのように蝉の大合唱。 「初盆のことだけど・・・」 朝っぱらから声をかけられ、蝉の鳴き声のように鬱陶しく感じ・・・ 出て来てしまった。 何故だろう。 鬱陶しい! こんな時、本当は肩寄せ合... 続きをみる

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    今、私が癒されるのは、心寄り添える人と話すことだと思った。 ずっと前から気になっている集会があった。 大切な方を亡くした人の悲嘆を分かち合う会・・・・ 「死別の会」 インターネットで調べて、家から一番近いその会に参加してみることにした。 できれば、同年代ぐらいで、ご主人を亡くされた方と話してみたい... 続きをみる

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    「死ぬ」こと・・・・ お葬式が終わって、3日以内に「雨」が降ると、その雨は、亡くなった人が「自分の死を受け入れた」という意思表示だそうだ。 その雨は・・・ その死が、長かろうが短かろうが・・生まれた時から定められていて、その人本来の寿命であるという証・・・・・。 ・・・・3日以内に・・・ ・・・・... 続きをみる

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    年末30.31…  そして新年1.2…と勤務の為帰りの新幹線に乗った。  混雑を予測し指定席を購入したものの、今年の夏のお盆の時期とは全く違ってそれほど混んではいなかった。   皆んな!年末年始は、海外…と言うことか!  それとも長〜い旅行にでも行っているのか…なんて…  まあ!のぞみが全席指定等... 続きをみる

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    今年の夏だった・・・  一通の…  今、住んでいるAP管理会社から手紙が届いた。  「管理会社が変わる」という報告だった。その為、継続して住むか引っ越すか…に関わる内容のことが、サッと見た感じ書かれていた。  めんどくさい!!  どうでもいい!!  今月まで…ほっといていた。  だけど…今になって... 続きをみる

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  • 丁度いい人生の長さ…

    韓ドラに、  ちょくちょく出てくる「末期の肝硬変」  本人は、死亡するか肝移植をする。  その場面を見ると…考えさせられてしまう。 無知だったあの頃の自分を悔み責めてしまうのだ。  所詮ドラマには違いない。  作り話とは分かっているが、「助けられる方法」「延命できる術」があったのではないかと…今に... 続きをみる

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  • 体は知っていた!!

    当たり前ですが…  体が弱っている時は、      心も弱るものです。  でも…   心が弱っていたら、   体は…  知らず知らずのうちに…   聞こえない悲鳴をあげ徐々に…  気づかないまま…     より深く弱っていきます。  心が弱る方が深刻なのです。 緊急入院からの23日間。  病院へ泊... 続きをみる

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  • 苦しかった暑い夏…

    随分…  この長い「夏」に悩まされた。  過酷な暑さの中で体調を崩した。(そうそう…大阪から帰ってから…)  若い時ほどの回復力も体力もなくなり…  病院嫌いな私は・・・  病院へ行くこともせず、2日に一回は、ドラッグストアで症状に合った薬を買い求めた。  ベンザブロック(プレミアム)は、良く効い... 続きをみる

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  • 私は、多分平気・・・(あなたがいなくても…)

    カッコいいあなたが好きだったから… きっと、病院のベッドで横になっているあなたをずっと見守るだけの生活なんて…    やってられないわっ。  笑ってるあなたが好きだったから…目を閉じて喋られないあなたなんて…    一緒にいてつまらない。  よく笑わせてくれるあなただったのに…  辛くて寂しくて、... 続きをみる

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  • いつも…愚痴ってますが! 今日も少し…

    新幹線の中です。  二つの台風が来ようが…  鬼が来ようが…  私にはそんなの関係ありません。  私には大切なものがあります。  それに…  一人になってから…  主人を亡くしてから…  「死」を含め、怖いものはなくなってしまったように感じます。  こんなこと言うと、   非常識で、  今もなお被... 続きをみる

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  • 泣くことを忘れていたのに…

     サプライズが大好きな私は、娘と突然の「お宅訪問」を実行しようとしていた。  姉のいる博多に…    ホテルを予約して、  娘となっちゃん、ゆりちゃんと。  2泊3日で行くつもりに。  去年行った海にも行こうと「水着」も入れた。  なっちゃんの夏休み第二弾だった。  だけど…  台風6号💢💢?... 続きをみる

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  • 夫婦と「夫」

    「夫」と死別した・・・ 「母」「父」との死別では感じられなかったことだが・・・  主人を亡くしてから私は、何故か他の人とは違う人間になったような気がしていた。 「他の人とは、違う空間を歩くようになってしまった」と言った方が正しいかもしれない。    そんな感じ…。    いつも見ている景色が…  ... 続きをみる

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  • 「楽しい」ことなんてそんなにありゃしない!

    楽しいことなんて…  楽しいことなんて、なぁ〜んにもありゃしない・・・それが人生ですか⁉︎  人生に「楽しい」ことは…  そんなに…ないのかもしれません。    だけど・・・  あの時は「楽しい」という感情とは少し違ってはいましたが、私は心の底から喜びを噛み締めていました。  「死が近づいている」... 続きをみる

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  • 暑い…熱い夏💦💦

     さあ  夏です!  夏休みです!  夏休みと言えば!  なっちゃんです。  ばぁばは・・・  例え5分しか持たない化粧でも、いつもより念入りに塗りたくって・・。(汗っかきなんです。汗で直ぐに化粧が流されてしまいます。どんなに「汗に強い」と表記されてるファンデーションでも私にかかれば一瞬にして撃沈... 続きをみる

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  • 追悼は一人でできるから…

     つくろっている自分…がいる。  向上心もなけりゃ、他人からの評価なんて関係ない!なんて…  豪語していても…  どこかでやっぱり意識している。  未だに夫との「死別」の話は一切しないのが、私のこだわり…。  一人…アパート暮らしをしていることは知られてしまっているが…自分からその話をすることはな... 続きをみる

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  • 人は何故海に行きたくなるのだろう。

     人は…  何故「海」に行きたくなるのだろう。  主人が死んでから…  毎日毎日…  仕事帰りに、休日に・・・           海に行った。  真っ暗になっても…    ただ波の音と、  月明かりに照らされる水面…を眺めながら…  何を考えていたんだろう…  だぁれもいなくなって…  大音量の... 続きをみる

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  • ひとつ一つ…もうさよならです。

     何となくできてしまった「希望していない4連休」    それを知った先月末…  よし!  この時ばかりは数年も前から考えていたのに、  ダメダメだよねー!  なんか腰が重くて、めんどくさくて行けなかった眼鏡屋さんに今回ばかりは必ず眼鏡を買いに行こうと決めました。    実は、今使っている眼鏡は、娘... 続きをみる

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  • 主人にありがとう!

     娘が、大好きな俳優さん(田中圭)の写真集を買ったことで、その俳優さんとのハイタッチ会に行けることになったらしく先日東京へ行きました。  土曜日は、従姉妹の家(神奈川)に泊まらせてもらい、日曜日に前職場の先輩とランチをして、ハイタッチ会に行くようにスケジュールを組んだ様です。    夢のような… ... 続きをみる

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  • 父と娘…

     娘は沢山の人達から愛されて育った。義香家にとって「たった一人の孫娘」でもあった。  そして私は、誰もが認めるそれはそれ相当の過保護な親だった。  当然ですが、  愛おしくて、可愛くて…  大切で、大切で…      しかし、  そんな私以上に娘を愛した人がいた。  それは主人だった。  私の知ら... 続きをみる

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  • また…七夕・・・

    また・・・   来たね…       七夕・・・が。  早いねー。    一年なんて…      あっという間です。  会いたい…  会いたい…と思いながらまた一年が過ぎてしまいました。   これからもずっと…  叶わない願い事をして過ごすのでしょう。  だけど…そんな私も、  はっきり目には見え... 続きをみる

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  • 「赤いチャンちゃんこ」なんて💢❗️

    いつまで経っても…  自分を責めてしまうのは・・・    悔しくてしかたないのは・・・ 主人との別れがあまりにも… あまりにも突然で、早かったからだと思う。  まだまだ二人でやりたいことだらけで…  娘を嫁がせ「これから」だった時だし…  人生まだ半分だったのに…  彼の素敵な50代、60代を見る... 続きをみる

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  • 諦めにも似た思い

     見えたり隠れたりする「幸せ」…  これでいいような…  悪いような…  諦めにも似た感情がある。  死別したことを悔やみ哀しみながら…  一人でのうのうと生きている私。  早くにこの世を去った主人を可哀想で無念だろうと思いながら…  あんな体の状態では、本人も生きていて辛いだろうと…    ・・... 続きをみる

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  • 生きる理由❺ 出会うため・・

     今からだからこそ…話せるが・・・  娘が言ったんだ…    娘の挙式後3ヶ月で永遠のお別れをした父に代わるものがあるとしたら…と・・・。  それは、  突然の別れであった。  最愛の人との別れだった。  私は・・  生きる力を、  生きる楽しみを、  生きる目的を、  未来を見ること作ることをな... 続きをみる

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  • ばぁばへ・・四つ葉のクローバー

     ゆりゆりの誕生予定日は、      私の誕生日と同じでした。  こんなこともあるもんだって。  それはそれで楽しみにしていたのですが、早く会いたいと思うママは、ゆりゆりを予定日より4日早く出産し、私達と会わせてくれたのです。   始めは、娘婿のお母様にそっくりで…  実は、ギョッ!(笑)とし・・... 続きをみる

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  • 突然!届いたラブコール

     昨日…  のんびり韓ドラを見ている時だった。  携帯が鳴る ♪♪♪  電話番号が表示される。  「知らない番号だ!」  名前が表記されない電話には出ないと決めている。  しかし…  その時、  タイミングがよかったのか、何かに押されるように…  「はい…」と出てしまった。  受話器の向こうから、... 続きをみる

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  • 夫婦をつくるもの!

     夫婦って…      他人・・・だけど…  なのに…    いつも毎日気にしてた。       誰よりも…    すがることができる相手だった。  誰よりも…    甘えたくもなり…  誰の前よりも…    ありのままの自分でいられた。  母と共に生きた        約23年間…  姉妹とはそ... 続きをみる

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  • 私に咲いた命の花・・・

    人には…   幾つかの命の花があって…  満開に開く命の花と…  八分咲き…六分咲き・・の命の花…  そして蕾のままの花もあって…  満開に開いた命の花は、  「どんな人生だったか!」自分の人生を語る上での代名詞にもなる訳で・・。  「仕事」に生き富を得た人生…だった人は、「仕事の花」が満開に咲き... 続きをみる

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  • 「死別」と闘う「無」の時間

     生きてきたね・・・          よく生きて来れたよね・・。  これからどうなるのだろう…って、  どうしたらいいのだろう…って…    誰と生きてゆけばいいのだろう…て…  晩御飯はいつも一人になるのかなぁ⁉︎  もしかして作らなくてよくなったのかなぁ⁉︎  まさか!  主人が・・・  「... 続きをみる

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  • 天からのお知らせ…

    あのね…  気付いていたんだ。  主人が遠いところに逝くような… 実はね…  何気なく写した主人の後ろ姿の写真が、始めはハッキリクッキリ写っていたのに、だんだんぼやけていってたんだ。  そしてね…  娘の結納の日…  両家家族で、写真館で撮った写真も…  主人のところだけが…  白い靄がかかってい... 続きをみる

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  • 走る!ゆりかご!!

     運転免許証を取って直ぐに、母に買ってもらった車は、中古の軽自動車だった。色はシルバー。  走る!!  どこでもドア!だった。  当時、車のフロント部分を飾ることが若者の間で流行っていた。私は真っ赤なバスタオルをフロント部分に敷き詰め、両横に小さなぬいぐるみを置いた。  後ろのガラスには、大きな唇... 続きをみる

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  • 「死別力」というものがあるならば…

    穏やかに過ぎる毎日が、   どんなに幸せなことか・・。  ただ・・・  ただ残念なことに、  私には上等な特技も…  一人で夢中になれる趣味も…ない。      この穏やかな時間を…  有り余るほどの自由な時間を…  生かせる術を持ち合わせていないという訳だ。  特技や趣味…  興味や関心…  そ... 続きをみる

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  • 夫婦っていいね!

    夫婦って…    なかなかいいものよねぇ。  一緒に年を重ね…  一緒に子どもを育てた…。  一緒に悩み…  一緒に考えた… 。  そして、  同じ人達を愛し思いやり、笑いと涙を共有していくうちに…  自然と  嬉しい思い…や哀しい思いが同じになっていった。  いいものですね…。  私が、病気にな... 続きをみる

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  •  人のいる家は天国にもなるが地獄にもなる

     あのヤロー!     何を食べさせやがった💢💢  皆んなで実家に帰り…  少し早いなっちゃんのbirthdaypartyをし…  手作りの料理…を頂き、  久しぶりに会えたお義母さんお義父に感謝感激したのも束の間…     ほんと!束の間ーーーー!  食べて泊まって帰ったその日の夜中・・・に... 続きをみる

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  • 人がいる家・・・

    人のいる家って  こんなにも暖かいものなのですね…。  義母が少し涙目で迎えてくれた。  私も思わず目頭が熱くなった。  その姿は…  以前とは随分違っていた。  歳をとったなぁ。  肌艶も良く薄く化粧もしているものの…  言葉に…  動きに…  目…に、以前のような力はない。  夫婦二人で寄り添... 続きをみる

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  • 主人が待ってくれていたら…

       「お母さん!  23日から実家に帰るけど…  お母さんも久しぶりに帰らん?」  「婆ちゃん喜ぶと思うよ…」って。  婆ちゃん(義母)⁈  婆ちゃんが本当に⁉︎        喜ぶかぁ⁉︎(笑)    コロナになってから…  いや、それ以前からかもしれない。3年は帰っていない。しかし今は便利な... 続きをみる

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