寂しさには、耐えられても…
何故!
何故…涙が出るんだろぅ。
なっちゃんの運動会。
入場して準備体操…。
海賊♫がどうのこうの〜♫…という軽快な音楽に拍子を合わせ、リズミカルに小さな体で一生懸命に踊る姿が…
涙で見えない!
娘に…
「ここ…泣くところやないやろ!」と言われても、涙が止まらないではないか…!
知らないんだよな!
嬉しくて仕方がない時に…
大きな大きな「哀しみ」に包まれることを…。
知らないで欲しいよ!
そんなこと!
私はこれから先、あっちゃんのいない寂しさには耐えられたとしても・・
きっと!数々の喜び事の中で、
「大きな哀しみ」に胸が押しつぶされることになるのだろう。
耐えられるだろうか!
それが怖くて…
悔しくてならない。
これから生きる私の全ての時間が、
私の心が…
晴々とした青空を感じることなく、いつもどこからか…暗い影が忍び寄り、意味の分からない、その場に合わない涙が溢れ出し、「今!まさに皆んなが感じているではないか…その当たり前の…感激を、感動を…味わうことができないのではなかろうか」と…。
寂しさには耐えられても…
嬉しい時
楽しい時に、心から…
腹の底から…笑いたい!と…思うのに…。
そんな時が…消してこないのではなかろうか・・・と、また哀しく思う。
