絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

2017年7月のブログ記事

  • 残酷な数

    後ろを振り向いてばかりは…いられないけれど…。 ぱぱさんのブログで、厚生労働省発表の2016年の日本人平均寿命を知った。女性は2年連続で世界2位で、男性は前年の4位から2位に上がったそうだ。 長寿国家。誰もがそうであるならば本当に喜ばしいことだ。 しかし…私は、 女性は87とか男性は80とか皆んな... 続きをみる

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  • まだまだ暑い…今日という日。

    仕事帰りに必ず立ち寄る娘のアパート…。 ドアホンを鳴らすと、娘となっちゃんが笑顔で迎い入れてくれる。 「ただいまー」って、笑顔で答える。まだ、3日目だから大した仕事はしていない。だから5時半には帰れる。 「ただいまー」なんて…何年ぶりに言っただろう。 しかも、 陽がまだこんなにも高いうちに帰れるな... 続きをみる

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  • 再出発…でも、何か足りない。

    朝が来て…夜が来て…また朝が来た。今日…私は一歩を踏み出した。 アパートの台所は料理が作れる広さではなかった。それでも土曜日、朝からカレーを作った。お昼は、娘を呼んで2人で食べた。お皿がなくて、ボールをカレー皿代わりにして食べた。その日の夜は一人で食べた。次の日の昼も…そして、夜もカレーを一人で食... 続きをみる

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  • もう…ひと花咲かせてみよう。

    残りの人生・・・ もう…ひと花咲かせてみようか…。 違う場所に来て、 あっちゃんと暮らした家を離れて、 誰も知る人のいない所へ (娘家族だけ…近くにいます。) 初めての職種を、 全くの面識もない人達の中へ、 飛び込んだのは、 もう…ひと花咲かせるため・・・ テレビに出るようなスターになりたい訳じゃ... 続きをみる

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  • 一人を生きる

    狭い… 上の階の人の足音がうるさい! でも…よく眠れる・・・ どんな明日が来るだろう…

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  • ろくなことを考えない

    1人でいてはいけない。 1人でいると… ろくなことを考えない。 何かをしなければいけない。 じっとしていると… ろくなことを考えない。 人と話さなければならない。 様々な考えを知らないと… ろくなことを考えない。 体を動かさなければならない…。 外に出ないと… ろくなことを考えない。 自分を許さな... 続きをみる

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  • 哀しい出発

    始まる… 新生活が… 車に布団と台所にあった調味料と普段使っている日用品と服と扇風機だけ乗せた。 借りたアパートは、家具・家電付き。 家からアパートまでは、高速に乗って約2時間。(隣の県)娘家族のアパートから10分の所。 もう…しばらくこの家に帰ってくることはないのだろう。 新しい生活が始まろうと... 続きをみる

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  • まっ‼︎ いいかっ…

    半年ぐらい前から感じていた。 私は病院は大嫌い。(好きな人はいないだろう。)病院へ行くと血圧が20〜30高くなる。 以前掲載したことがあるが、私はバセドウ病。コレステロールの数値もかなり高いので、薬をもらうために、仕方なく定期的に通院している。それ以外は…例え風邪を引いて高い熱が出ようが、体調が悪... 続きをみる

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  • 歩いて行ける場所…

    哀しみを忘れて… 忘れたふりをして… 何もなかったかの様に生活することができる。 仕事をして、寂しさに堪えて…たまには楽しいこともして…元気に見えるように過ごすこともできる。 私は昔から二重も三重も、あっちゃんに言わせれば、四重人格(多重人格者)だから… そのように偽った自分でこれまでも…そして死... 続きをみる

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  • 間違った選択

    あの日、1月19日 15日の日、肝性脳症の昏睡状態から目覚めたあっちゃんは、相変わらず沢山の点滴に繋がれていた。それだけが生きるための綱であるかのようだった。口に入れることができたのは、噴射する水だけ(口の中や喉の渇きを潤す程度)しかし、よく話し元気だった。だから、年末から、ずっと休んでいる職場に... 続きをみる

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  • 向日葵が太陽を向くように…

    私はいつしか・・ 人に会いたくない。話したくない 人間嫌いになっていた…。 何故そうなったのか、理由は定かではないが、主人がいなくなってからそうなった訳だから「主人の死」…死別後を生きている…この大きな環境の変化がそうしたんだろう。 望んでいたことだけど… だんだん…徐々に 孤立…していった。 社... 続きをみる

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  • またトンネルの中…

    お母さんに…会いたい…。 「大丈夫よ。」って… 言ってくれないかなぁ。 ギュって抱きしめて… 一緒に泣いてくれないかなぁ。 お母さんだったら…この思いを包み込んでくれそうな気がする。 お母さん…助けてよ。 頑張ろうと…すればするほど辛くなる。すごくやる気が出ていたのに…また、どうしようもなく哀しく... 続きをみる

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  • セカンドハウス

    一人暮らしをしたことはなかった。 学生時代も1年目は、学生寮に入っていたし、2年目からは友達と2人でアパートを借りた。 就職してからは実家から通勤した。 つまり、 あっちゃんが他界して…私の人生初の一人暮らしとなったわけだ。夢も希望もない…寂しい一人暮らしになった。それも突然に・・・ そして今回。... 続きをみる

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  • 「仮面家族」…繋がらない手と手

    スープの冷めない距離にいる義父母とは、こんなにも近くにいながら、顔を見ない日も多い。理由は、私がほとんど「この家」にいる時は、外に出ないからだろう。 義父母が、私が住んでいる家に来るのは、娘が帰っている時だけだ。なっちゃんに会いに…嬉しそうにやって来る。 私が一人でいる時は、全く…来ない。 時々晩... 続きをみる

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  • 七夕・・願いごと

    顔を見合わせて笑う… 笑いのツボが同じだったから、どちらかが声を上げて笑おうものなら…なかなか笑いが止まらない。 目が合うと吹き出し…腹を抱えて笑った。家でテレビでも見て笑っている場合なら…それもいい。 だが、 コンビニのレジに2人して立ち、接客中に、その「笑いの波」が来ようものなら…もう大変。お... 続きをみる

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  • 終活…最後の就活

    「活動的で…強くて… 頼りになる…お婆ちゃん」 これが未来理想像。 その人は、例え主人を先に亡くしても、現役でバリバリ仕事をしていなければならない。 その人は、誰の力も借りず一人で生活しなければならない。 その人は、一人で生活しようともその生活をそれなりにenjoyしなければならない。 その人は、... 続きをみる

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  • 終活の始まり…

    6月の1ヶ月間、私が家(もう私の家ではない)に居たのは、たったの5日間だった。 私は裏切り者だ。 あっちゃんが旅立ってしまった…その日、私は確かに義母の肩を抱き、「私に任せとき!」って…、何度も言った。 あっちゃんの代わりに、全ての事を引き受けようと思った。長男の嫁として。 本当にそう…思っていた... 続きをみる

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  • 私の責任として…

    たった23日間だった。 たった23日間しか看病できなかった。 感謝の思いも 幸せだったことも… 大好きな…この気持ちも… 伝えられていないような気がする。 でも…どうなんだろう・・ 例えば、1年も2年も…何年も入院生活をおくっていたら、その間に、 思いの丈を伝え…聴くことができたのだろうか…。 「... 続きをみる

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