追悼は一人でできるから…
つくろっている自分…がいる。
向上心もなけりゃ、他人からの評価なんて関係ない!なんて…
豪語していても…
どこかでやっぱり意識している。
未だに夫との「死別」の話は一切しないのが、私のこだわり…。
一人…アパート暮らしをしていることは知られてしまっているが…自分からその話をすることはないし、誰かをお招きしたこと等一度もない。(娘家族と姉だけ)どんな所でどのように過ごしているかなんて・・・誰に話すことでもないし、言いたくもないから話さない。
「義香さん!
お盆は休みもらってもいい?」って若い職員さんが聞いてくる。
「いいよー!」
私はあの日から…
コロナも重なって、盆や正月にゴールデンウィーク…みんなが集まり賑やかに過ごす日がなくなった。
それでよかった。
亡くなった人のことを皆んなで追悼するなんて…私には気持ちの良いものではないから。
毎日毎日…
誰にも語らず思っていることだから。
語れば「楽」になることかもしれないが、私には語れない。
大好きな人が死んでしまったこと…
語れない…。
だから…今日も
元気な私で出勤します!
「義香さんって…
いつも元気よねー!」
昔からそうだった・・・
