みんなちがって みんないい
『私と小鳥と鈴と』
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
金子みすゞの代表作の一つだ。
小学校の国語の教科書にも出てくる。また道徳の授業にも活用されるというこの詩。私も大好きな詩だ。
論議の中心は、
最後の言葉…
みんなちがって、みんないい!
私はあの日から…
「同じだ!」と思えることで…慰められることが多かった。
今は…
みんな(と)ちがって、哀しく思う…
そんな感じ・・・
