嫌いな季節が…
消してしまいたい記憶のある12月が…
また…
　　　　　やって来てしまった…。

街中は・・

煌びやかに…
家族…
笑顔…
「幸せの象徴」のようなツリーやイルミネーションでいっぱいなのに…

私はそれらを見ながら…

あの時の恐怖のような「哀しみ」を思い出している。

まさに！
天と地がひっくり返った月だ。
居場所を無くし…
天職と思っていた職から離れるしかなくなり…
二人で建てた家も奪われ… る、きっかけとなった…あの・・・

そして、最愛の人を失った。

誰を怨む訳にもいかず…
ただ自分の人生を悔いた。

なぜ！
私が…！

どうして⁉︎
私なのか…⁈

生まれた時から決まっていたのか⁉︎
それとも私の行いが悪いから、バチがあたったのか⁈

神も仏もない！
頼りたい両親もいない！

本当に…
死んだように生きた。

流れに任せて静かに生きた。

いつか…
以前のように…
腹の底から笑える日が・・・
自分の歩く道に「花を咲かせよう」と…強い意志や希望が持てる日が…
来ることを望んではいる・・・が…

幸せの象徴⁈の…
…ようなものを見てもちっとも心が華やかないうちは…
まだまだこの見えない苦悩と闘うしかないのだろう。

必ず・・・
「苦悩のきっかけ」になったものがあるとすれば…
その「苦悩から解放されるきっかけ」もまたあるはずだ。

それは…何だろぅ。