あっちゃん家のお墓には入らない!
今日、私は、あっちゃんの待つ家に帰る。
でも…それは・・ひと時の時間に過ぎない。私は…もう・・自分の最期の最期の居場所を決めた。
「骨壷の大きさはどうしますか?」
即座に答えた。
「大で…」
「あっちゃんは体が大きいから、一番大きいのでお願いします。」見た目の大きさと骨の大きさ(量)は比例しないのに・・・
全ての骨を納めたかった。
一欠片も残すことなく・・。
8月納骨式…
その「大」の骨壷は大きすぎた。
お墓の中には、一回りも二回りも小さな骨壷に入れ替えて納骨することになった。
だから今でも家に…まだあっちゃん(遺骨)がいる。
その場所に今日帰る。
一昨年、両親の納骨堂を姉妹で購入した。
海の見える景色の素晴らしい所にそれはある。
そこには、両親と祖母が入っている。
私の最期の居場所は、両親の元と決めている。
私はそこに入る。両親の傍に…。
家にいるあっちゃんも、私が将来入る場所へ連れて行こうと思っている。今年の秋に…。
わたしの遺言・・・
その①
私の最終の場所は両親の元…
私は…あっちゃん家のお墓に入るつもりはない。
