タイムスリップ
「死ぬ」こと・・・・
お葬式が終わって、3日以内に「雨」が降ると、その雨は、亡くなった人が「自分の死を受け入れた」という意思表示だそうだ。
その雨は・・・
その死が、長かろうが短かろうが・・生まれた時から定められていて、その人本来の寿命であるという証・・・・・。
・・・・3日以内に・・・
・・・・・「雨」が降ったなら、人生を全うして生きたことを意味する。・・・
と、義母が言った。
確かあっちゃんの通夜、告別式・・・とてもいい天気だった。
しかしその2日後・・・・雨が降った。
天から降る雨が、教えてくれた。
「僕は、自分の人生を自分なりに精一杯生きたんだ。」って・・・。
声じゃなくて、優しい雨が私に、教えてくれた。
暗い空を見上げ絶望の淵に立っている私に、義母がそう静かに話してくれた。
私は、まだ受け入れきれていない。
本当に、死ななくてはいけなかったの?
本当に、もう会えないの?
本当に、本当に・・・。
今日は、朝から行動も心も静止状態。
時々タイムスリップしてしまう。
