体は知っていた!!
当たり前ですが…
体が弱っている時は、
心も弱るものです。
でも…
心が弱っていたら、
体は…
知らず知らずのうちに…
聞こえない悲鳴をあげ徐々に…
気づかないまま…
より深く弱っていきます。
心が弱る方が深刻なのです。
緊急入院からの23日間。
病院へ泊まったり、家に帰ったりの日々でした。
目を開け話せる時は、それでも嬉しくて…
昏睡状態の時は、ただただ手を握り.
義父母…
娘と私…
どちらかが必ず病室で付き添いました。
私達二人は、
昼に夜に…なくほぼ毎日外食するようになりました。
病院の近くにあるデパートや商店街で食事しました。たまには、パンを買い込んで、海の近くまで行き悲しい気持ちのまま…
車の中で、
どんな話をしたか忘れましたが、海を見ながらパンをかじった時もあったように思います。
そんな…
現実なのに…
現実ではない様な日々を過ごしながら・・・
私は約1ヶ月で10kg痩せてしまいました。(痩せたことも気づきませんでした)
どんなダイエットをしても絶対に痩せなかった私が、自然に痩せていったのです。
毎日食べているのに…
運動なんて全くしないのに…。
心が病んでいると、食べても身にならないということを身をもって知りました。
安心して…
笑って…
食事は、
楽しく摂るべきだということを自分の体で証明したようです。
しかし、そんな日々から2、3ヶ月が経った頃…
私の体は確実に、「元」に戻ろうとしていました。
暴飲暴食した訳ではありませんが…
自然に…
いつのまにか…
あんなに毎日毎日泣いていても、「心」は、少しずつ少しずつ…
意識しなくても…
「自然治癒」へと向かっていきました。
「完治」することは、生きている限りありません。上手くやり過ごすことが増えただけです。ただ突然「悪化」することもあります。
今の私はといえば…
心は、
思うほど…
弱ってはいないようです。
