一番長い時間を一緒に過ごすのは…だあれ?
生きて…共に過ごす時間… 。
本来ならば・・
夫(伴侶)と過ごす時間が…
お互いに病気もせず健康であれば…
母 とよりも…
娘 とよりも…
長い・・時間を共にすることになるのだろう。
新婚時…若い時の二人…
仕事から帰って慌てて晩御飯を作るのが楽しかった。(ほとんど義父母宅で全員揃っての夕食)休みの日は二人で食べる事もあったんじゃないかなぁ。(そんな幸せだった風景…を、悲しいことにもう忘れかけてしまっている…)
子ども中心の生活をしている時の二人…
娘が4歳になった時に家を建てた。
それからは自宅で三人の食事が多くなった。仕事帰りにスーパーによって…。
ほっかほっか亭さんにも随分お世話になった。
子どもが自立し始める頃の夫婦…
主人がコンビニの経営を始め、生活時間がバラバラになった。それでも主人は娘と食卓を囲む為に時間を切り盛りした。
娘が大学生になり親元を離れてからは、私も帰宅時間が夜の9時を過ぎることが多く、晩御飯を作ることが少なくなっていった。そんな私達夫婦のすれ違いの様子を気遣って、義母がいつも二人分のおかずを玄関に置いてくれるようになった。有り難かった。
その頃からだろう・・・
家での「二人で一緒に夕食」は、ほとんどなくなってきていた。
それでも週末は二人でよく遊びに行き一緒に食事した。
思い返せば…
私は何を優先したのだろう。
何処かの時点で…
何かを諦めていたら…
今でも主人と一緒にいられたのだろうか。
何処かの時点で…
「重き」を置くものを…
主人の健康(体)にしていたら…
まだまだ二人の時間を持つことができていたのだろうか。
娘が嫁ぎ…
完全に独立し、二人…だけの時間が再びやってきた。しかし、その時間はわずか2ヶ月で永久になくなってしまった。
本当なら…
これから・・・
一緒に生きてきた時間と同じだけの年月を、若い時以上に支え合いながら過ごすのだろう。
それがどんなものであったのか…想像すると哀しくなるから止めるが…、
今、あなたがいたら
今よりは沢山笑っているだろう…。
あなたがいたら…嬉しいのに・・
毎日まいにち…そう思う。
